このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

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『グランドマスター』と『SPIRIT』と、昔のカンフー映画

ふとしたことで、渋谷で『グランドマスター』を観た。ブルース・リー(1940〜73年)にカンフーを教えた武術家、イップ・マン=葉問(1893〜1972年)の人生を描いた中国映画。史実に忠実とは思えないが、ともかくも実在のモデルがいる。葉問(イップ・マン)をトニー・レオン、宮若梅(ゴン・ルオメイ)なる強い女性をチャン・ツィイー というキャスト。監督・脚本・制作はウォン・カーウァイ(『ブロークン・アロー』のジョン・ウーと勘違いしていた)。

イップ・マン 序章』って映画もあったらしい。

映像が綺麗なのはまーそうなんだけど、ちょっと退屈した。もうちょっと娯楽的かと期待していたのだけど。伝記映画だから、人の一生と彼が生きた時代を描く感じ。理屈抜きのアクションが好きな僕にはちょっとなー。それと、いくつかの物語が並行で進むのだけど、ストーリーがスッキリしてなくて散漫冗長な印象、特に一線天(カミソリ)って人の話は余計じゃないのかな。

これを観て思い出したんは、香港アメリカ合作で中村獅童も出ていた『SPIRIT』(2006年)。

こっちもモデルがいて、フォ・ユァンジア(霍元甲)という、20世紀初頭に実在した中国の武術家。主演はジェット・リー。あんまり覚えてないが、アクション映画としてまーまー楽しめたような気がする。

ジェット・リーの映画では『HERO』と『エクスペンダブルズ』を観たかな。

それはそうと、なぜか『片腕ドラゴン』って香港映画も思い出したぞ。監督と主演はジミー・ウォング。日本公開が1972年か。随分と前だ、40年前だ。たぶん渋谷で観た。

燃えよドラゴン』の悪役ヤン・スエ出演の『空手ヘラクレス』なんてのもあったな。ヤン・スエって、『燃えよドラゴン』では「ボロ」って役のキン肉マンです。アメリカではBoLo Yeungって名乗っているみたい。次の動画で、ブルース・リー、アンジェラ・マオなんかと一緒に出てます。