マイク

FT-817の純正のマイクは異常に大きい。何をどうしたらこんなに大きなマイクになってしまうのかと思うくらい大きい。筐体が小さいからマイクの大きさが目立つ。また持ち運びをする時もこんなに大きいと邪魔である。そこで小さいマイクをアキバで探してみた。そうすると手頃な大きさでコネクタも小さいYAESUの純正の小型スピーカマイクを見つけたので早速購入した。マイクは MH-34 。サードパーティの小さいマイクがあったがコネクタが大きくて取り扱いが面倒そうなのでやめた。このままでは FT-817 には挿さらないので、千石電商に行ってメスのジャックとモノプラグを購入した。

マイクケーブル

FT-817にマイクを挿すようにケーブルを作ってみた。対象のスピーカマイクは MH-34 。千石電商で買ったジャックにモノプラグのケーブルをハンダ付けし、自宅で余っていた LAN ケーブルを切ってジャックへハンダ付けして分岐ケーブルを作ってみた。早速FT-817に接続してみたが、スピーカマイクから音が出ない。ジャックのハンダを見ても問題ない。何度か試してみると、ジャックの端子がケーブルのテンションで短絡することがあるようだ。位置的にずらせないので仕方なく絶縁テープで短絡しないようにした。そしてジャック全体も絶縁テープで巻いてみた。そうしたところスピーカマイクから音が出て一件落着。PTTも試してみたら大丈夫のようだ。よしよし、これで純正マイクとおさらばしよう。

フェライトコア

FT-817の電源にしたACアダプタにフェライトコアを巻いてみた。フェライトコアは秋月電子の人混みの中を探したところ、お店の一番奥の足元で発見したものである。小さいのと中くらいのがあったので両方購入してみた。ACアダプタのケーブルは少々太めだったが小さいフェライトコアでなんとか納まった。特にACアダプタにノイズがあるわけではないのだが気持ち的に付けてみただけである。

CATインターフェイスケーブル

FT-817で使用できるYAESU純正のCATインターフェイスケーブルCT-62は、3,675円もするのだ。なんとかして FT-817Mac に接続した私としては、純正のCATケーブルはそのままでは接続できない。この純正CATケーブルのコネクタはRS232Cなのだ。FT-817が発売された当時はUSBが普及し始めでさすがにUSBにはできなかったのだろう。RS232Cは昔はDSUB25ピンだったが、PC/ATではDSUB9ピンで提供されている。しかし世間のPC、特にノートPCはUSBがあたりまえである。わたしのMacは当然のごとくRS232Cのシリアルインタフェースは持っておらずUSBのみである。そこでググってみたところ、携帯のデータ転送用USBケーブルを使って FT-817 に接続している方を発見。それに習って千石電商のケーブルのお店に行って早速ケーブルを購入。UP-12C USB携帯電話充電、メモリ転送ケーブルという商品だ。値段は710円。ドライバはhttp://www.telegnosis.jp/にあるようだ。もちろんWindows用。わたしはMacである。

CATインターフェイスケーブルのUSB化

FT-817CATUSBcable

FT-817のCAT接続用に買ったUSB携帯電話ケーブルをMacに改造してみた。用意したのは旧Macで使用していた8ピンミニDINのシリアルケーブル。これはMacで使わなくなったので転用することにした。まず8ピンミニDINケーブルを切ってテスタでピンとケーブル内のより線の確認を行ない、実際使用する線のみ被覆を剥しハンダメッキしておく。使用するのはGND、RXD、TXDの3本のみである。ちょうど8ピンミニDINのピンを水平に見ると3本3本2本となっている真中の段の3本のみがこの三種類に割り当てられる。USB携帯ケーブルのほうは携帯側のコネクタを分解すると赤(+5V)、黒(GND)、緑(RXD)、白(TXD)が出てくる。赤は切って絶縁テープで巻いておき、8ピンミニDINのケーブルと接続する。FT-817のACCコネクターのピンマッピングはFT-817ND取り扱い説明書P.16に載っている。サイトではhttp://www.nksg.net/usbif4cw/rigio.html#y_ctrl5にも載っているので参考にできる。USB携帯ケーブルと8ピンミニDINをハンダ付けし接続部分は絶縁テープで巻いておく。とりあえず完成したのでケーブルのみをMacに挿してみたところ、USBケーブルを認識してくれた。