火星の月の下で

日記がわり。

日本将棋連盟元会長・二上達也九段死去

各種報道を見ると、羽生の師匠って方がクローズアップされてて残念。
昭和を代表する名棋士の一人。
大山十五世との死闘が今も語り継がれるが、大山十五世の全冠制覇を二度も破った、ということが、むしろこの時代の大山十五世の凄さと二上九段の強さを語ってくれる。
大山十五世が言ったと伝えられる「天才とか神童とか言われているうちはまだまだです」という言葉の天才、神童は、従来加藤一二三九段のことと言われていたが、状況からするとこの二上九段だった可能性もある。
ともかく大棋士であり、才能肌の棋士でもあり、なにより連盟会長として史上最もうまく運営してくれた人だと思う。
合掌。