火星の月の下で

日記がわり。

◎ラテン語たんの言語学的バルス講座

「「バルスなんて短い単語で都市が崩壊するのはセキュリティ的にどうなのよ」からの「正しい発音ではない」可能性」(togetter:1221407)
おお、なんかめちゃくちゃ面白い。
ラテン語たん、久々のクリーンヒットでありますな、いや、いつもたいてい面白いんだけど。
いかにも言語学系ヲタがやってる、という「目のつけどころ」がすばらしすぎます。
古代日本語でも「は」は「pa」と発音されていた、というのがわりとよく知られていて、昔は「母」と書いて「パパ」と発音した、てのはよくある言語学的雑学というかネタなんだけど、それに近い「歴史的音素変化」みたいなものを感じるな。
我々ゲルマニストのはしくれにとっては第一次と第二次の「子音推移」という現象で、音素の変化を体感していることがあるので、このつぶやきはけっこう心にきゅんきゅん来るものがあるな。