ニューヨークにジャマイカがある

浮谷 東次郎 の 俺様の宝石さ を読み始める。


始めからジャマイカ・ハイスクールへ入学する話。


ジャマイカで思い出す。
ニューヨークのジャマイカ
Google Mapで”Jamaica,NY"で場所を確認。
ジャマイカはブルックリンにあった。


1992年に長期出張でアメリカのあちこちを回っていた時に、
夏前に日本を出発したのに、冬が近付き日本からオーバーを送ってもらった。


ボストン郊外のオフィスで郵便小包を受け取る。
しかし、100ドルの関税。
通関事務所に文句の電話。


驚いたのが、この事務所がジャマイカにあるという。
何で米国の通関事務をジャマイカでやっているのか?
それも国際電話でなく通話できる?


その後、ジャマイカがニューヨークだかニュー・イングランドにあると思い出したが、
今回初めて場所を確認した。
1992年当時はインターネットなど使えなかったから調べようがなかった。


他国の有名都市の名前を取った都市がアメリカには沢山ある。
昔赴任していたケンタッキー州にはパリとかロンドン、レバノンなどと言う都市があった。
あちこちのあるようだ。


ジャマイカを覚えているのは、未だ顛末があるから。
文句を言った100ドルは、出張時の出来事だったので会社へ請求。
個人的には何も問題ではなかった。


その後帰国してしばらくすると、会社にアメリカから郵便で
この100ドルを返還するアメリカ政府発行の小切手(チェック)が到着。
よかったと思って、会社の経理へ渡す。


しかし、当時(今も同じか?)はアメリカの小切手を日本で換金するのは非常に大変。
経理担当者に問い合わせると、換金できないので何も処理しないという。
処分するなら、くれると聞くと、すんなりと貰ってしまった。


数ヵ月後にアメリカ出張の際に思い出して
通りかかった銀行に入る。
身分証明書としてパスポートと運転免許書の提示で簡単に換金。
何しろアメリカ政府の小切手なので、誰も文句は言わない。


1996年頃、インターネットで個人的に海外の仕事をして、
パーソナルチェックを貰うことがあった。
しかし、どの銀行でも換金手数料は異常に高く、期間もかかった。
それも口座がないと取り扱わないと言われ、
ひどい銀行では、長い取引がない人にはサービスしないと言う。


多分、今でもこの辺の金融システムの違いは同じなのだろう。
この辺にビジネスチャンスもあるように思うが、
金融には個人では参入出来なさそう。