マンガでわかる統計学 因子分析編

マンガでわかる統計学 因子分析編

因子分析っていうのは「潜在能力」とか「潜在意識」とか・・・データの背後に潜むものを見つけ出す分析手法なの。簡単にいうとね、アンケートの結果から、背後に潜む回答者の「想い」を浮き彫りにする分析手法だと思えばいいかな。

因子分析をするにあたっては調査票の質問を相当に練る必要があります。「このあいだやったアンケートのデータが手元にあるからそれで試しにやってみよう」といった程度の感覚では因子分析は絶対にうまくいきません。絶対に、です。

感想
統計シリーズの三冊目。やろうとしていることは分かるけれど、計算式の意味はほとんど分からなかった。しかも、因子分析はexcelでは相当に計算しづらいんだって。専門の分析ソフトが必要ってことか。そこまでいくと、使ってみようって気にはならないなあ。まあ、こういう分析方法があるってのが分かっただけでも収穫だけど。

僕もたまにアンケートを作ることがあるけれど、ここまで厳密に考えて作ったことはなかったな。とりあえず形だけ整えればいいやって感じで、漏れとか重複とか、たくさんあっただろうなあ。これを基にして方向性を決めるってわけでもなかったし。でも、何でも物事を極めるための道は深いんだなあ。そんなことを感じた。