誰がためのサイリウム企画

はぁ、やっぱ℃-ute紺レポになると想いが強すぎて中々書けず、というか今週もクソ忙しかったので、更新できませんでした・・・
松℃レポは八王子までには何とか書こうかなと思いますが、その前に軽く愛理聖誕祭でのサイリウム企画で思ったことなどを。。。

4月12日松戸森のホール21、愛理凱旋でもあり聖誕祭でもある、ある意味愛理尽くしの会場で、愛理ソロ曲やMCが始まると場内は黄緑一色に染め上げられます。
これが俗に言うサイリウム企画なのか?自分は会場にギリギリに入った(いや遅刻した(^_^;))こともあって、点灯タイミングとか、そもそもサイリウム企画が催されたのかよく分かりませんでした。
ただ、当然黄緑のサイリウムは持参しましたし、ソロ曲やMCで点灯させようと思っていたので、ドンピシャのタイミングでした。
昼公演終了後サイリウムを回収している人たちがいたので、やっぱり企画者がいたのだと知りました。
自腹を切ってメンバーのイメージカラーに染め上げる、それでメンバーにも会場に来た人達にも感動を味わって欲しい。
そういう主旨であるなら自分は喜んで賛同したい。まぁ企画がなくても℃ヲタなら緑持って行くさ!という自負はありますが、少なくとも上記志をもっている企画者になら自分は拍手を送ります。

一つ注意頂きたいのはサイリウム企画をやる場合、ルールはできるだけ簡潔に、しかも誰でも納得できるようにしなければなりません。
今回の詳細なルールは知りませんが、自分が許容できるのはせいぜい

  • 緑色にする→これは愛理の誕生日だから当然
  • ソロ曲で点灯する→ステージは愛理だけだし、これも納得できる
  • MCで点灯する→ギリギリ。まぁ愛理が喋ってる時ならあり

これ以外のルールは、たとえ自分ではこうしたいというのがあっても絶対課してはいけないと思う。
企画者がこうしたいという思惑は極力排されるべきということです。
何故こんな事を言うのかというと、実は℃-uteバスツアーの時とてもムカツク出来事があったからです。
この日は℃-uteファンなら誰もが待ちわびた特別な日。自分もイラストを用意したり、3人のイメージカラーのサイリウムを持参したりと、自分なりのお祝いを思い描いていました。
当然大々的にやろうとする例の企画軍団もいました。3色のサイリウムをみんなに配る、まぁこれはいい。
しかし次の瞬間企画者の一人が信じられないことを口走りました。
「アンケートの曲ではなるべく夏DOKIリップスティックとDISCOクイーンを書いて下さい!」
はぁ???
メンバーがお願いしたのか?何でその曲じゃないとダメなんだ???
そうしたいと企画者が勝手に思ってるだけだろう。プロデューサー気取りもはなはだしい!

この勘違い企画者たちの暴走は止まらない。。。

ライブ会場に着いて座席に座ると、サイリウム点灯について事細かに指示が出されます。MCの時はそれぞれの色、等々。
そして次の瞬間テロ攻撃とも思える発言を耳にすることになります。

「3人が壇上に揃った時、左のブロックの人はピンクを真ん中のブロックの人はオレンジを、右ブロックの人は紫をお願いします」

この意味不明の発言にブチ切れました。
自分は真ん中ブロックだったのでオレンジでした。そこで「何で推しメンの色をだせないんだよ!!」
すると企画者は「キレイに揃えたいんです!!」
はぁ?誰が揃えたいんだ?お前が揃えたいだけだろ?
メンバーが揃えたいって言ったら自分だって喜んでやるし、別にオレンジを上げるのが嫌って訳じゃなかったんです。ただこの余りの勘違いぶりに甚だ腹が立ちました。ちなみに自分の隣にいた人もなぜそこまで束縛されるんだと相当キレてました。
誰が言われた通りやるか!

しかしこの企画は未遂に終わりました。℃-uteってのはある意味ヲタよりも℃-ute大好きで、メンバーの楽しませ方、盛り上げ方をよく知っている。

3人が壇上に並んだ時、梅さんはじめ℃-uteメンバーがとった行動は、3色のサイリウムを掲げる。実に楽しそうに振ってる梅さんたちの姿に、こういう嫌な事があった後だけに心から嬉しく思えました。

「そうだよ!これが大正解だ!!!」

そう唸ると共にますます℃-uteってグループが好きになりました。

テロリスト再び・・・

話を松戸公演に戻します。
少なくとも昼公演では会場は緑一色に染まっていい聖誕祭でした。
夜公演自分は2階2列にいました。そうあのアンコールの時に「HAPPY BIRTH DAY」とピンクの巨大文字で彩っていたところです。自分もポジションから1つ持たされました。
これを見てキレイだなぁって思った方も多いと思います。確かに自分もスクリーンに映し出されるのを見てキレイだとは思いました。
相当の労力をかけた事も理解できます。ただそのやらせ方はあまりにもお粗末でした。

企画者の連中が突然アンコールになって巨大文字のサイリウムを持って自分たちに指示を出してきました。高さはこうだ!位置はこうだ!!自分が愛理コールをやっている最中でもお構いなし。まるで指示するのが当然のような態度でした。
やがてアンコール一発目が始まります。℃-ute最高のパンクチューン「僕らの輝き
℃メンと激しく盛り上がれるこの曲は当然巨大サイリウムなど邪魔。
しかしその企画者はそんなのお構いなしに、自分の座席の前に置けと指示をだしてきました。
当然ブチ切れた自分は、幸い通路だったという事もあり、最前列の方のところに置かせてもらいました。
この曲で自分のスペースを最大限に使って、℃-uteと全力で盛り上がる、これはこの曲への最大のリスペクト。その権利をあかの他人である企画者が奪おうとする。これをテロと呼ばずして何と言うのか。
お金を払って見に来たオレら観客に失礼だろ!!
そして自分たちの見せたいという欲望に夢中で、℃-uteのパフォーマンスそっちのけの連中、何より℃-uteに失礼だろ!

アンコール1曲目終了後も、もう自分の前以外には置くなとか、愛理がMCの時は上げろ、他メンの時は下げろ、マジこいつら何様のつもりなんだ???
℃-ute紺で喧嘩なんかしたくないから、我慢しましたが、それでもこいつら余りにも酷過ぎる。
周りの声を聞いていてもあのおかしな企画者軍団と関わりのない人たちは相当キレてました。

公演が終わって一応「ご協力ありがとうございました!」と声をかけていました。
そこで改めて思いました。なぜあかの他人のお前たちを満足させる事にオレたちが協力しないといけないんだ!!
いつもは企画者に「ありがとう、こちらも楽しかったです!」と声をかけますが、この時はとてもそんな気分にはなれず、顔をそむけました。

聖誕祭サイリウム企画大いに結構ですが、できれば緑を配るって行為に留めておいて欲しかった・・・

サイリウム企画の意義

古くはタンポポラストで黄色に染め上げたり、娘。メンバー卒業での各イメージカラー、ごっちん聖誕祭の青、その都度メンバーにもそして参加者にも大きな感動を与えてきました。
℃-uteに関しても、昨年の℃メンでは初となるCutie Circuitでの梅さん聖誕祭、キューティーランド2での千聖に栞菜。どれもシンプルに会場を染め上げて、とてもいい雰囲気でした。
サイリウムってのは最高の演出道具だと思う。だから使い方を誤ると逆に凶器にもなる。最近の℃紺では、目立とう精神での発煙筒のようなサイリウムがやたら目につく。こういう行為はスタッフが綿密に考えた照明効果をブチ壊していることを意識して欲しい。
その目立とう精神の発展がサイリウム企画での勘違いプロデューサー気取りの人間を生みだしてしまうんだと思う。

サイリウム企画は、本当にそのアーティストが好きだから、喜んで欲しいから、という精神が根底になければならない。
アーティストの喜んでる姿が企画の何よりの対価であり、企画者自身が自分の思い通りにしようとか、ましては目立とうなんてことはあってはならないと思う。


今回の℃-ute紺、ハロプロでは間違いなく最先端を突っ走ってるんじゃないかと思えるほど、この娘たちのライブは凄い!
でもサイリウム企画に関しては、文化が浅いからなのか、娘。紺などにくらべてあまりにお粗末だ。。。


元々2月、5月後半、6月とライブ空白地帯に誕生日が集中した事もあり、聖誕祭とは無縁だった℃-ute
しかし今年は幸いにもバスツアーに春ツアー、ハロプロミーティング、さらにはゲキハロとメンバー全員に聖誕祭のチャンスが巡ってきました。

これから聖誕祭を企画される皆様はくれぐれもサイリウム企画の本来の精神を忘れないで欲しいと思います。