東京さぬき倶楽部

東京さぬき倶楽部

今日は麻布十番をお散歩。ふと地図を眺めていたら、"東京さぬき倶楽部"なる名前を見つけた。どんなところかと調べたら、東京に来る香川県民のために作られたホテルで、讃岐うどんを食べられるレストランがあることがわかった。おいしいうどん屋さんがちっとも無いなぁと思っていたから、早速行ってみた。
ホテルは結構古い建物で、がっしりしたつくり。その2階にレストランがあって、おだしの香りが階段まで漂っていた。
注文してから茹でるからか、時間は結構かかったケド、出てきた釜揚げうどんは最高♪コシがあって、甘い。釜揚げだからトロっとしてるのもまた美味しい。おだしも美味しくて最高でした。これで630円っていうのも嬉しい。
揚げだし豆腐も美味しかったし、揚げたてのてんぷらが載ったてんぷらうどんもおだしが香りよく、どれだけでも食べられそうな薄味。大満足のランチでした。
お土産はもちろんさぬきうどん☆

麻布十番散歩&なにわやでお買い物

今日の散歩の目的は食材探し&坂巡り♪横浜で買えないものを買って帰るのだ。
まずは日進ワールドデリカデッセンへ。フィノッキ(フェンネル)がいっぱいあって大興奮だったけれど、今日のところはこれは我慢。既にうどんを買っているし、ほかにも買う予定のものがいっぱいなのだ。
ワインもたっぷり眺めてからお店を出て、次は豆源。有名なお店らしいけど食べたことが無いので、一番人気らしい"おとぼけ豆"を買ってみた。
お店を見ながら商店街を過ぎ、次は一番の目的地、スーパーなにわや。野菜が新鮮なのはもちろん、お肉がすごいらしい。そのために今日は保冷袋も持ってきた。どのお肉も美味しそうで迷ったケド、トントロと脂身付きの牛すね肉を買ってみた。両方ともかなり美味しそう&安い。でっかい保冷材を貰って保冷袋に入れたら、荷物はかなり重くなっていた。
外に出たら雨が強くなっていたから、ビニール傘を買って、一つ目の坂、仙台坂へ。そんなに急な坂だとは思わなかったケド、上り始めたら結構きつかった。坂巡りやめようかな…ってちょっと思っちゃった。あはは。

坂を上ってしばらくすると有栖川記念公園の都立中央図書館に着いた。久々の図書館でこれまたちょっと嬉しい。

広い図書館で、荷物をロッカーに預けてから閲覧室へ。5階にある東京関連の本のコーナーを少し眺めてから、順に下に行くつもりが、4階で見つけた"イタリア地方料理の探求"なる本にはまってしまった。欲しい情報を書き写していたらあっという間に閉館時間。図書館って早いのね…5時半でした。
外に出るともう真っ暗。これから坂巡りだというのに、小雨だし、寒いし、暗い…。でもなんとか大黒坂を見つけて坂を上り、出会ったねこちゃんとちょっと遊んでから暗闇坂へ。ここは暗くて真っ暗な写真ばかりが撮れていた…。道は曲がっていて一方通行で、結構なスピードの車がどんどん飛び出してくる。ガードレールがついた歩道があったから少し安心して歩けたケド、無かったらちょっと通るのが恐い。歩道も狭くて、傘をさしていたらすれ違うのは難しいくらい。誰も来なかったから良かったケド。


最後は商店街を少しお散歩して、今日のお散歩おしまい。いっぱいお腹を減らして、今日はふぐの日ですっ。

フグは本当に美味しいものだった☆

麻布十番の"小やなぎ"。
フグを好きになれないと悩む友達が、探し探して見つけたお店。でもちょっとお高めで、いつものメンバーマイナス数人。美味しいもの好きの5人が集まった。
まずは煮こごり。ふぐの皮だけで作ったっていう煮こごり。おかみさんの説明にも力が入っていたケド、食べるこっちも真剣。フグの皮だけで固まるくらいコラーゲンたっぷりなんだ、っていうことにも驚いたケド、口に運んだ瞬間の驚きの方が大きかった。はしで掴むとしっかりしてるのに、口に運ぶとトロっととろける。とろける瞬間にふぐの香りが口中に広がる。中にある皮がたまにコリコリといい食感。3切れしか食べられないなんて…。

途中でおかみさんが、ヒレ酒と一緒に飲んだら最高、なんていうものだから、途中ではしを止めてみんなでヒレ酒を注文。このヒレ酒のヒレがまた立派だった。ヒレ酒って火をつけるもの、っていうことも知らなくて、マッチを出されて悩んでいたケド、周りの人たちはほとんど自分でやっていた。私たちはおかみさんにやってもらったケド、上手くいかないとすぐ火が消えちゃう。でもかなりいい色がつき、香りもたっぷり。なんだかすごいお店だって思いながら、煮こごりを口に含み、ヒレ酒を飲む。〜しあわせ〜〜♪

次はふぐ刺し。さっき美味しかった皮もたっぷり。これで3人分なので、3人で相手の注意をそらしながらの奪い合い。だって、美味しいんだもん。この間下関で食べたのは何だったんだっていうくらいの甘みとほどよい食感。それからポン酢が最高♪飲んでしまいたくなるような、香りのいいポン酢。あっという間に無くなっちゃったよ。

次がから揚げ。大量に盛ったお皿が出てきて興奮し、口に運んでまたまた大興奮。今まで食べてたのとぜんぜん違う。今日何度目だろう…この思い。ただあのプリプリした食感が美味しいのがふぐ唐だと思っていたケド、違った。ふぐの身にしっかりと味があって甘みがあって、プリプリも部位によってぜんぜん違う、それがふぐ唐だった。みんなでここが美味しいよ、って教えあいながら、骨にしゃぶりつく。やっぱり骨の周りが最高。

最後はてっちり。昆布としいたけ、骨付きのふぐがだし。具には骨のないふぐの身がたっぷり。ふぐを入れたらさっさと食べてしまう。…美味しい。プリプリで、口に広がる香りが最高。おだしが美味しいのだ。だから白菜も豆腐も美味しいのだけれど、鍋に入ったふぐの身がものすごく美味しいのだ。だしが出て行ってしまってちょっとかすかすになったようなふぐ鍋しか食べてなかったのかも、今まで。
大量にあったのに、どんどん食べてあっという間になくなってしまった。あぁぁ…。


でもこの後は今回の目玉の雑炊。白子を雑炊に入れてもらう。…焼き白子っていうオプションもあって、かなり魅力的だったケド、白子雑炊の魅力が勝ってしまった。
おだしを沸かして、白子を入れて、おかみさんが鍋の中で白子を小さく刻んでいく。それを少しだけ、私たちに食べさせてくれる。…とろっ…。クリーミーな白子が、あっという間に無くなる。やっぱり焼き白子も食べればよかったと、少し反省。でも…2人前5000円はなかなか追加できないのです…ぐすん。

白子を結構煮てから、ごはんを投入。ごはんは2杯。…ん??5人ですけど。この最高のだしにこの白子を入れた雑炊、遠慮なくたっぷり食べなきゃっ、と思い、もう少しごはんを入れてくださいとお願いしてしまった(後で皆に正解って褒められた)。今日だけですから…。
下がこげるくらい、水分をかなり減らしたところで味付けをし、卵を入れて完成♪この辺りのおかみさんの技がすごくかっちょよくて写真を撮りまくっていたら、ふぐ屋さんを始めるの?って聞かれてしまった。うーー、この間からそういう質問ばかり。




薄めの味付けの雑炊は、ふぐのおだしが凝縮した、しかも白子のおかげでトロっとクリーミーな、なんともいえない味。甘いわ、とろとろだわ、香りはすごいわで、どんどんどんどん食べてしまう。一緒に出してくれた梅干との相性も、絶品のポン酢やねぎや海苔との相性も良かったケド、雑炊だけの味と香りが、とにかく良かったです。ずっと食べていたかった…。
ヒレ酒もビールも焼酎も飲んだケド、値段は想像より少し安く収まってホッとしました。またいつか行きたいケド…、いつのことやら。予約を取るのも大変らしいです。

美味しいごはんも満足だったし、皆に素敵な誕生日プレゼントを貰い、幸せになって帰りました。これまた美味しいものばかり。食べ物とお酒ばかり。そんなに酒飲みじゃない…のにぃ。自分で買ったものと、プレゼントで荷物はかなり重く、途中で袋が破れてしまいました。大変だった…。
でも美味しいものを食べる仲間がいて、誕生日を祝ってくれる友達がいて、ものすごく幸せです。ありがとうございました。