父親たちの星条旗

TOHOシネマズ 六本木ヒルズ。69本目。
クリント・イーストウッド硫黄島2部作の第1部。硫黄島の決戦をアメリカ側から見た話。
以下ネタバレ。
政治的事情はあまり描かずに、決戦に挑んだアメリカ兵士とその末路の話。戦争帰還者はあまり恵まれない人が多いようなことを、よく聞いてはいたが、ヘイズのようなのは特別な事情なんだろうか。
もし戦争帰還者の悲惨さを示すなら、インディアンの彼じゃなくてレイニーの方にすべきではなかったのかと。
レイニーは、結局成功してるわけだし。
戦争シーンはなかなか激しくてよかった。フラッシュバックのように思い出しながら戦争シーンをやるのはいいけど、ちょっと細切れ過ぎじゃなかろうか。
あと、首とか腑とかグロシーンが少しあったのがちょっと気になった。
心に残る問題作という感じだが、映画としてのおもしろさという観点からはちょっと物足りない気がする。
まあ1回見て全てわかる訳じゃないので、なんともアレだが。
ただ、硫黄島からの手紙の方が面白そうな気はする。