不憫でなりません

LRT導入と市街活性化をリンクして唱えている人たちは、いったい誰を向いて話をしているのだろうか?
よく、車を街から追い出そうとか、トランジットモールがどうのとか言っている人を見るが、そんな事したところで街に賑わいが戻ることはまず無いだろう。街に賑わいが無くなったのは車社会になったからでもなく、郊外にショッピングモールが出来たからでもないでしょう。単純に商店街の品揃えに買い物客が満足していないとか、気持ちよく買物できないとか、そんな理由でしょう。
車社会の進展が原因なら、中心部から周辺まで1000台は楽に越えるほどの台数を確保している盛岡の大通り商店街なんかはとっくに活性化を達成しているはずなのに、未だにイイズカ跡地(大通りと映画館通りの交点)はコインパーキングのままだし、第一書店やサンビル東山堂とか重要な集客施設が撤退している現状は何だと。
盛岡の場合、バイパスの様な広い道路は、まだ環状線を形成するまでには至っていないから、松園・加賀野から都南に出る場合は別として現在、脅威と言われているイオンに出る場合は市内中心部を通らなければならないから中心市街は、みすみす客を逃しているのではなかろうか?多分、全国殆どの街がそうなのではないだろうか?
また、中心部の個人商店は接客も良くないし、品揃えもイマイチだし、なんか「やる気あんの?」って感じがするのです。
商店街っていうのは個々のお店は小さくても、それぞれに集客力があれば、相乗効果によって個々の店の実力以上の集客が期待できる所だと思うのですが、現状はそんなの期待できませんね。
それを見るにつけ、商店街で頑張る若手商店主とかが不憫でなりません。
中心市街衰退の原因は多々あるでしょうが、車社会の進展よりも商店主のやる気のなさの方が原因として大きいのではなかろうかと私は思うのです。
だから、そんな所にLRT通したって、客足は戻ってこないし、まして交通革命なんて起こりません。渋滞が増えるだけです。だって道が狭くなるだけで郊外へ向かう人の流れは変わらないんだから。

エアトランセ


以前にも述べたとおり、エアトランセでは2機目のビーチクラフトを導入しダイヤを増強しました。
画像は、昨年のゴールデンウィークに帯広から函館まで利用したエアトランセの1号機です。19人乗りの小さな飛行機です。当日のこの時間の函館空港は、後ろに見えるサハリン航空の機体とエアー北海道の機体しかありませんでした。なんか、利用率の高いコミューター空港の様相でした。
今年、函館〜女満別線に就航予定のエアトランセでした。
因みにエアトランセの2号機は

新千歳空港写真館

エアトランセ 1

で綺麗な写真が見れます。