伊勢和紙Photoをリスペクトする
えー、今回の写真展の中で製本ものを2点ばかり出してるんですが、そのうちの1点に大豐和紙工業さんが出している伊勢和紙Photoという紙を使っています。かなりいい紙なのでここで持ち上げてみる大会。
- 安い
- A4判の紙が厚手250μが10枚で350円、特厚手330μでも10枚で550円。一般の写真用紙と比べてもほとんど変わりませんし、アーカイバル向けファインアート紙と比較した場合ではかなり割安な設定と言えます。それなのにちゃんと中性紙。
- 一部プリンタ用にはICCプロファイルが公開されている
- プリンタ向け測色環境を持ってない人でも安心。
- サイズが豊富
- はがきや印刷向け定型サイズの他、六切や四切といった写真用サイズも用意されてるのが嬉しいところ。
ただ表面がちょっと荒いため、小サイズに刷るとちょっとアラが目立ちやすい傾向はあります。できれば大サイズにでっかく刷るのがいいんでしょうね。
また、紙の風合いを生かすことを考えると濃い絵と合わせない方がいいかも。ニューカラー風ちうかポートラあっさり焼き風というか、そういうイマドキの若い人が好みそうな絵柄を刷ってやるとふわっとしていい感じです。もしくはハイキーな花写真とかも似合いそう。
ちなみに都内では銀一や伊東屋で買えます。ただ種類によっては置いてないこともあるのでまとまった発注なら直接通販を申し込むことをおすすめします。