民主党政権誕生 記者クラブ問題や動物愛護に関する不信点

政権交代は絶対必要、でも民主党じゃなぁ〜〜〜』と思いつつも、あら捜しはするまいと期待の方に心を傾けていたのだけれど、新総理の会見にネットジャーナリストを排除したと知って、『やっぱこんなもんか・・・・・』と超落胆してしまった。民主党記者クラブの開放を約束していたんだから、これって、すごい重要な問題ですよ。
宮台真司さんはブログに↓のように書いておられる。

(略)
民主党の首脳陣は、廃れつつあるものと、勃興しつつあるものを、見間違えてはなりません。そのことを、自民党の壊滅から学んだのではありませんでしたか。学んでいないのなら、面白いことになりますよ。


もうすでに、あなたがたの味方であり得たはずの人たちが、急速に冷めはじめていますが、やがてこの人たちが強大な敵になっていくでしょう。隣国のノ・ムヒョン元大統領に起ったことが、鳩山首相にも起こるかもしれません。


平野官房長官、あんたに言っておこう。鳩山献金問題をメディア攻撃から防遏するには、記者クラブを使って統制したほうが好都合だと思ってるんだろうが、せこいんだよ。むしろネットでの発信者がこの問題について圧倒的に厳しくなるぜ。

私が民主党を頼りないと思っていたのは、こうした欺瞞体質を動物関連の問題で以前感じたことがあったからだ。組織作りに長けすりよってくる一部の愛護団体ないし個人にしか向かない、要するに双方の勢力拡大のために信頼関係を築く匂いがすると。実際あることで、反論や疑問を呈するものはつぶそうとしている輩と決め付けて恥じないんだな、と。これを感じた時、あまりの薄っぺらさ情けなさにどちらにも関心がなくなった。動物の問題は動物自身が何も言わないから、このような平板な意識で運動がすすんでしまうのだろうかと悲しくもあった。


残念だが新政権下で、どんな愛護法ができあがるのか想像がつく。捨てられた猫や犬に真に心を尽くすものはゴミのような厄介者とされて抹殺されるのだろう。もちろんそのようには見せず。私の過剰妄想なら幸いだ。
もし動物関係の制度に手をつけるようだったら、利害や結束感が一致する人間にだけじゃなく、動物にも虚心坦懐に心を向けてみてくださいませ。それだけはお願いしたいもんです。