鞠小路グリーン劇場 このページをアンテナに追加 RSSフィード

◆おことわり◆
当館では原則として文中の敬称は省略しております。 他意はありませんので、悪しからずご了承ください。

2018-08-10 (金)

☆☆急告☆☆ はてなブログに引っ越します!

お知らせです!

永らく”はてなダイアリー”で運営してきた「鞠小路グリーン劇場」ですが、このたび”はてなブログ”に引っ越すことにしました。

”鞠小路”の看板もすっかり他のお商売屋さんのイメージが定着してしまったので、あっさりとそちらに譲ることにして、ブログ名も変更することにしました。

新しいブログ名は、「まり☆こうじの映画辺境日記」としました。すでに過去記事を移行して公開中です。

しばらくの間(今月いっぱい?)は並行稼働しますが、もうじき「鞠小路グリーン劇場」は閉鎖しますので、お早めにブックマークの変更をお願いします!

>>> まり☆こうじの映画辺境日記 <<<

2018-08-04 (土)

ジュラシック・ワールド 炎の王国 ★★★☆

Jurassic World: Fallen Kingdom
2018 スコープサイズ 128分
イオンシネマ京都桂川(SC12)

ジュラシック・ワールド/炎の王国 (小学館文庫)

■一粒で二度おいしい映画。ジュラシック・ワールドの崩壊スペクタクルとダークファンタジーを味わえる異色作。全く予備知識なしで観たので、正直ぎょっとした。タイトルの持つ真の意味がラストになって明らかになるというのも実にしゃれた趣向で、よく考えた。

■バヨナ監督はデル・トロの影響を受けていて、ダークファンタジー嗜好があるらしい。『怪物はささやく』は未見だが、確かに後半の演出タッチはホラーであり、新恐竜の造形や演出は、童話に登場する悪い狼みたいに見せている。そこでこだわるのが光と影の演出で、恐竜の見せ方も、光に一瞬姿が浮かび上がったり、身体の一部だけが見えたり、といったこだわりのビジュアルは、確かにデル・トロ譲りのセンスだろう。新恐竜の最期なども完全に怪奇映画志向であり、まあお見事というしかない。

■後半は舞台がシュリンクするのだが、そこから一気に終盤に大風呂敷を広げる展開が見事で、ボタンを押すのかどうか、そしてそれは誰なのかといった選択を巡り一瞬のやりとりも感動的。前作はラプターと一緒に狩りを行ったり、Tレックスの登場をこれ以上ない鮮やかなケレンで描いたり、突出した名場面がいくつもあったのだが、本作はまったく方向性を変えてきた。しかし、よくできた脚本だと思うよ。

■おかげで主演二人の関係は前作比でありきたりなものになったが、クリス・プラットは恐竜と身振りで交流するだけでなく、麻酔でマヒした身体で溶岩から逃げるというアクションを凄い体技で演じていて、大爆笑の名シーンなのだが、あまり話題になっていないかな?おかしいなあ。

■ジェームズ・クロムウェルやジェラルディン・チャップリンといった名優を贅沢に使ったのもさすがは大作。ジェラルディン・チャップリンはもっと活躍するのかと思ったがなあ。

2018-08-03 (金)

BRAVE HEARTS 海猿 ★★★

BRAVE HEARTS 海猿 プレミアム・エディション [DVD]

BRAVE HEARTS 海猿
2012 スコープサイズ 116分
DVD

原作■佐藤秀峰 原案■小森陽一 脚本■福田靖
撮影■江崎朋生 美術■清水剛
照明■三善章誉 音楽■佐藤直紀
VFXプロデューサー■石井教雄 VFXスーパーバイザー■西田 裕
監督■羽住英一郎

伊藤英明ラブのスタッフによって製作された、プロジェクトX的なレスキュー映画。羽住英一郎とROBOTのチームはこうしたスペクタクル映画の撮り方を熟知、というか自ら作り上げてきたので、ルックの充実はハリウッド映画レベル。特にVFXの進歩が著しい。水がからむ特撮シーンの出来栄えがハリウッド映画に劣後しないという驚き。

■お話はとことん単純なんだけど、最低限の工夫は凝らしてあるので、単なるバカ映画にはなっていない。というか、筋書きのシンプルさが夏にはちょうど良くて気持ちいい。夏には軽い薄いビールが美味しいのと同様の理屈。これぞ夏映画の定番。

海保の協力を得て、船舶を大量動員したロケ撮影自体が日本映画のスケールを超えているのだが、VFXの威力がこれまた絶大。海上着水するジャンボ機をCGによって説得力ある映像で提示する。ロケ撮影との合成も見事で、この業界の老舗、オムニバスジャパンの技術力はさすが。こうしたシチュエーションはハリウッドでも結構最近まで苦労していたからなあ。もう6年前の映画だけど、VFXは古くないなあ。

■基本的に羽住英一郎は信用しているので、期待通りに面白かったですよ。でも伊藤英明についてはフジテレビジョン、ROBOT、ポニーキャニオン、実は『252生存者あり』のラストの方が感動的だったことは秘密だよ。そして、加藤あいの扱いが毎回ヒドイのも口外しちゃだめだよ。

■製作はフジテレビジョン、ROBOT、ポニーキャニオンほか、制作はROBOT。