【2007/10/21(日)】かわちながの世界民族音楽祭2007『WORLD MUSICAL SAW FESTIVAL〜世界のこぎり音楽フェスティバル〜』@河内長野市立文化会館 ラブリーホール

行ってきました、思いつきで(笑)
会場は南海の河内長野から徒歩10分弱なんですが、山を見るってのが日常生活でほとんど無いから、すごく遠くに来たような感覚に襲われました。会場のラブリーホールは、こんなところに何でこんな豪華なホールを?と思ってしまうほど良いホール。公演自体は16時開演なんですが、会場周りでは屋台が出ていて、この世界民族音楽祭を盛り上げていました。トルコのアイスもあったなあ、あのネルネルしてるやつ。

さて、後で少し後悔することになるんですが、この日の出演者は以下の通り

出演:サキタハヂメ&関西のこぎりオーケストラ
ゲスト:若林美智子(おわら風の盆・胡弓奏者)/大島保克(八重山民謡)/キセル /カポウ
世界の"のこぎり奏者":Morgan Cowin(アメリカ)/Henry Dagg(イギリス)

結論から言うと、16時開演で終演が19時半頃ですよ。そりゃゲスト毎にソロ演奏と一緒に演奏ってのを繰り返したらそうなるかあ。いや、良かったんですよ、胡弓や三線との組み合わせも、京都出身系のユニット「キセル」ってのも渋い出演者だし、どれも楽しいんですよ、関西のこぎりオーケストラなんて、数少ない練習でよくもここまで出来るものだなあ、と感心したし。ただ徐々に確実に疲労が溜まっていくことを除けば(笑)。

演奏の話をしましょう、やはり音の精度という意味ではサキタハヂメさんが抜きん出ていたように思います。ピッチの正確さというか幅が曖昧じゃないのは聴いていて心地よいし、他の楽器との可能性を考えたら音がある程度正確じゃないとはまらないですよね。この日は、いろいろなゲストとコラボすることで変化を楽しめました。(詳細はこちら

ということで、3時間半の長丁場で、私の周囲は18時を回ったころから晩ご飯のために帰っていくお客さん多数でしたが、ほとんどの観客は最後まで堪能していました。ノコギリ音楽はなかなか奥が深いです。