富士ヒルクライム練習 その2

master-ei2006-04-15

以前スバルラインを登った時は一合目までしか到達できなかったのだが、
あれから2ヶ月、果たして練習の成果とニューマシンの実力は発揮されるのだろうか。


なるべく軽い装備で行きたかったので、
薄手のジャンパーとウィダーインゼリー、証拠用のデジカメを
ノルディック300に詰めて出発。
とりあえず北麓公園まで登ってみる。
うーん、やっぱりfairfaxと違って軽い!
漕いだ以上に進む感じで軽く登っていける。
これならいけるかもしれないと、チャレンジ開始!


と、北麓から登っていくところでInterMaxジャージのお方とすれ違う。
ああ!今中さんだ!にこやかに手を振って一気に下って行ってしまった。
うーん、なんか幸先いいな。がんばるぞ!
と、勝手にやる気を分けてもらった。


やはり料金所までと、それからの登りが結構きつい。
しかし今回は順調なペースで登っていけている感じだ。
これがksanoの威力か!?
とかやってるうちに一合目に到達!タイムは33:10。

2ヶ月前には最高到達点だったここも今となってはただの通過点だ。


気合を入れなおし登っていく。
途中何人ものローディとすれ違う。
みんなやっぱり練習してるんだなあ。
大半の人が手を挙げたりして励ましてくれる。
なんだかありがたいのと、おめおめ帰れないというプレッシャーで半々w


二合目、三合目はそこそこのペースで通過。約一時間とちょっと。
しかし、この辺で持ってきた補給食が切れてしまう。
それと同時に疲れが出てくる。
もう下のギヤしか回せなくなり、緩斜面でもスピードが出ない。
平均11km/h程度でなんとか登っていく。


四合目、五合目の区間はとにかく長かった。
五合目も最後あたりでドリンクまで切れてしまい、
もうハンガーノック寸前。体が動かなくなり、力が入らない。
これまで平均心拍170後半で、きついところは180あたりだったが、
もう心拍数も150付近まで下がってしまい、ペダルを回せない。
それでもなんとかあと少しだからと体を動かし
やっと、やっと五合目到達!2:00:03!!

このあたりはまだ雪も残っており、気温も零下だ。
体を冷やさないように売店に入り、補給しようとするも
財布を持ってきていない…orz
少しでも軽くしようと、スバルライン通行分の200円しか持ってこなかったのだ。


しょうがないので試食の菓子やお茶でなんとか体を温め、意を決して下りへ。
しかしこれがまた見通しが甘かった。
2時間かけて登ってきた24kmは下るのにもそれなりの時間がかかるのだ。
しかも消耗しきっているのでスピードを出せない。
ブレーキかけっぱなしで下るが、すぐに冷気で指先がかじかみ
どんどん操作が怪しくなる。頭もボーっとしてくるし、
もうホントにぶっ倒れるんじゃないかと思った。
それでも休憩しつつ一時間程かけてなんとか下りきることができた。


というわけで、まだまだ一時間半のステッカー獲得には実力が全然足りないってことと、
防寒や補給食などの装備は怠ってはいけない!
ってことがイヤと言うほどよくわかった今回の挑戦でした。
本当に教訓がいっぱいだったなあ…


DST : 60.00 km
TM : 3:53:49 h:m:s
AVs : n/a km/h


AVhr : 149 bpm
ener : 2218 kCal