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秋葉原オタ OFF 会

秋葉原 OFF 会

05/04 には IT とか人文とかメディアリテラシとかなんかそんな方角へ向けて偏ったかんじの OFF 会に参加する方向で調整したわけなので、05/05 は揺り戻して真逆っぽいかんじの OFF 会に参加してみようと思ったのでそんなかんじのイベントに申し込んだのだった。で会場が昨日は吉祥寺で今日は秋葉原。メタベタ感かなあ。いまいちそのへんもわからん。土地性に基づくものなんてどのみち全部ベタであるはずとは思うが、なんか文化が発信されたりメディアがあったりとかいうような世界観の場合ちょっとまた事情が変わってくるのであろうし。ここいらへんの肌感覚の選択は非常に悩ましいところだ。主義主張から承認要求を分離できない若者視点もアレだし世の中完全他人事のおっさん視点もおまえは血の通った幽霊か的なアレだしで、となると結局政治的な立ち位置を追求していく不自然さ以外に案外妥当性がなくなっていって世の中泥臭くしかなりようがなくて純情オタ的にいやだねというかんじに。致し方なかろう感以外取り立てた感想もなく。まあこれはしかしそうではないよな。よくある半端者がありがちの挫折を体感しつつあるということであろうな。世にありふれていることなら人類はそれを楽しむ仕組みをも開発しただろうし、ということはおれもごく自然にそうすることができているだろう。

それはそれとして感想とか思ったこと。

  • おれの知ってるインターネット以外のインターネットのひとがたくさん居たかんじでおもしろかった。たとえが変だけども、受けた印象としては、住んでる場所からペダル漕ぎ続けてるつもりなんだけど延々とひろがって続いていく住宅地感。以前自転車で池袋 - 町田間を往復したときの感覚に近かったかもしれない。
  • あと、おれの中ですでに滅びつつある流れに乗っていると認識されているコミュニティが全然ノンデッドな前提で語られていてそのへんも勉強になった。なんでもそうだが、近くのものを大きく遠くのものを小さく見てしまったり、または逆に近くのものを小さく遠くのものを大きく見てしまったりする感受性の調整は慎重にしなければならないなと思った。
    • 関連して、ある程度完結しうるコミュニティに身を置くと、そこにあるものがすべてと錯覚しがちになる問題。存在するものの存在感のみによって各人の世界観は構築され、そこにないものは「存在しなくて当然」として了解されるので、「ないものの不在を疑う」のが困難。はてな界隈、2ch 界隈、Winny 界隈、ネット自体そうなのだが。さらにいえばネット外のコミュニティも。どこまでの外界を捕捉しておくべきかとか、いっそそういうのは諦めてむしろ内部から外部への視線を強化してそれで見通していくほうがいいのかとか。
    • 過疎な匿名コミュニティとかは、そういう錯覚の不安がないから居心地がいいのかもしれないな。自アンとか。
  • そんな中、人文とか社会学とか吉祥寺とかそういった単語が会話上にボロっと出てくるようなかんじのひとが居て、なんかこのひとだけおれの体内時計で一日分ズレて登場しているかんじだなと思った。
  • オタ界隈の、おっさんと若者に生じている断層を埋めるのがなぜむずかしいのかという、その一面を手っ取り早く切り出すと「それを感じている同士であれば、互いに話し合いが必要だろうと合意に達するのは比較的容易。しかし互いに言いたいことを言うだけで相手の話を聞く気はなく、しかもそれを自覚するのが困難」あたりになるか。
    • タコツボの中で「わあ、タコツボだ!」と叫んでる感とかもあるがそれはまたちょっと別の筋合い。
  • ものすごい勢いでひとの話を聞きまくる予定が、一次会では自分でも喋りに回ってしまったのでそこを反省し、二次会はひたすら黙って会話のリズムを読む。全体的に話題が提出されてから行き詰るペースが速く(曖昧野に到達するスピードが速いというか、話題にフックしてつながっていく会話がほとんどない)、そのぶん弾数は多め。ひとつの話題をふくらませたり掘り下げたりするようなノリではない。なるほどこのへんは今オタ風ってかんじかなと思った。一方には恋愛作法云々だけで夜明けまで語り続けるような界隈もあることを考えると、おなじインターネッターといえども全然違うものだ。そしてたぶんこっちのほうが正常だ。ふつうのひとの会話ってたぶんこんなかんじ。消費ベースとか批評ベースとかなんとかいろいろ区別されるべき話であろうから、このへんおれの文章武装が足りないのだが。そのへんの感想は追い追い。後日。なにかのまとめのついでとかに。
    • ネット以前と以降のオタクエリート作法の話でいうと、ネット以前にあったデータベースの質量の役割が、ネット以降になるとメディアリテラシとかに徐々に置き換わっていっており、といってもこれも簡単な話ではないので雑に流すとヤバいのだがまあそこは端折って、濃さでもなくリテラシでもないようなオタクエリートの道筋ってあったっけ?というのがちょっと今回気になった点。たぶんそれはあるんだけど、おれにはよくわかっていない。というか答えのひとつは「振る舞い」なんだけどそれはメディアリテラシとも通じてしまうし、オタクに限った話でもない。いやなんか以前結論が出たような気もするんだけど忘れている気もする。当時重要なものだと思えなかったせいかもしれない。
    • なんだろうか。「自覚的な消費者」みたいな古臭いものでもなく…なにか…。引っかかって出てこない。これも宿題。

GW 中は毎日一枚 Hugin 合成写真を作ろうと思っているわけなので、今日は秋葉原だから適当に UDX 付近から…とか思っていたところ、到着予定時刻がけっこうギリギリになってしまって、仕方ないので中央線から総武線に乗り換える御茶ノ水駅ホームから適当に撮影した。

JR 御茶ノ水駅JR 御茶ノ水駅JR 御茶ノ水駅JR 御茶ノ水駅
JR 御茶ノ水駅JR 御茶ノ水駅JR 御茶ノ水駅JR 御茶ノ水駅

だんだんコツがわかってきた気もするが、いまだにヘルプちゃんと読んでないので正しい使い方ができている気はしない。でもこの「よくわかんないけどなんとなく動く」という部分が素人にも簡単に使えてすばらしいわけなのだから、この調子で邁進していきたい。

GUNPEY EX

数日電車の中で遊んでみたが十分の出来。耐える。問題ない。いやある。案外脳を使う。おっさん的にけっこう疲れる。すでに十分に脳の疲れきっている帰りがけの電車の中で遊びたいかどうか、まだわからない。混雑してくるとアクション性の高いタイトルは遊びづらいということもある。来週まで検証。

あとワンダースワンシリーズは音量がボタン切り替え式でこれが電源 ON の状態でないと制御できないため、起動音をミュートするためにはけっこうコツが要るというか、どうしてもちょっと音が鳴ってしまうかんじになるのでそのへんも混雑状態では注意が必要。起動するときだけイヤホン挿しといて無音にしてから抜くという方法もあるんだろうけど、端子の形状が特殊なのでふつうのイヤホンは使えないんだよな。ディップスイッチいじって起動時無音設定とかにできればいいんだけど。悩ましい。

紙のロボット界隈

GUNPEYhttp://www.bandaigames.channel.or.jp/list/gunpey/)→ KOTOhttp://www.koto.co.jp/)→ひねもす(http://www.hinemos.jp/main/)とつながって、パイプロイドhttp://piperoid.jp/contents/)をこの連休中探しているんだけどみつからない。トイザらス行ってみたら Kami-Robo(http://www.kami-robo.com/)は置いてあったんだけどパイプロイドはなかった。というかそのあと公式サイトよく見てみたら京都にあるお店以外はネット通販以外購入する手段がないようだった。そういうアレか。

Kami-Robo よりパイプロイドのがかっこいいかんじなので、どうせ紙のロボット買うならパイプロイドだなと思うのだが、どうしたもんかな。支払方法が郵便振替か銀行振込の二択なんだよな。めんどい。どのみちネットショップも GW 期間中は休業しているようなので、いま悩む話ではない。

それはそれとして Kami-Robo のほうも、なんだか妙に海外方面に強そうなノリであれはあれでおもしろい現象かもしれないなと思った。なんか DVD とかも出ているという。日本におけるクラスタとしては Kaiju Big Battelhttp://www.kaiju.com/)ファンとかと層が被るかんじの印象。実際どうなのかは知らない。