yuukiさんへ 円周率の計算にが出てくるわけ
もう、このブログを見て下さってないと思いますが、円周率の計算にが出てくるわけをアップします。
逆正接関数を級数展開するとき、変数の値がの付近では収束が早いということに着目します。で、がの付近を考えればいいわけです。
で、だれが考えたのか、に目を付けると、が約11度。
正確には11.30993247402021308647450543834度で、これを4倍すると
45.23972989608085234589802175336度ということで45度()に大変近くなります。
そこで、という角度は0度に非常に近い値になることがわかります。
でこの角のを計算します。
(1)
と倍角公式より、
(2)
(1),(2)から
すなわち、
したがって、
であるから、
これより、