松岡みゆきのブログ

町田市議会議員 松岡みゆきのブログです

一水会吟行

私、松岡みゆきが会長を務めている町田市の俳句の会「一水会」の会員の皆様と一緒に、埼玉県へ吟行(※)に行ってきました。

早朝に町田駅に集合して、観光バスで出発です。
バスに揺られる事、数時間、今回の目的地である埼玉県秩父市に到着しました。

まずは秩父SLパレオエクスプレスに乗りました。
昔懐かしい蒸気機関車に乗っていると、句が思い浮かびます。




続いて、長瀞(ながとろ)渓谷のライン下りです。
秋空の下、渓流を船で下るというと、風流な感じに思われるかもしれません。
しかし、船のスピードは速く、水しぶきもあり、迫力満点です。
それでも、船頭さんは「いつもは水しぶきが激しいのですが、今日は不思議なくらい穏やかな水の流れです。めったにない事です」と言われました。



実は渓流下りは初めての体験で、人から「川の流れがすごいですよ」と聞いていた為、少し身構えて乗りました。
しかし、一度激しい流れがあったものの、大体最後まで川の流れに沿うよう船が進み、周囲の景色が目に焼き付くほど自然を堪能する事ができました。
人生に例えるなら、まさに「順風満帆」という感じでした。
渓流下りを通じて、まるで人生に照らし合わせるかの様な、素晴らしい体験をする事が出来ました。




長瀞渓谷を後にして、帰りがけに天皇皇后両陛下もご宿泊されたという「長生館」の近くを通り、最後は町田駅で解散となりました。




今回の吟行で私が詠んだのは以下の5句です。


一、秋桜 長瀞の町 ゆれており
一、仲秋の 秩父SL 煙立つ
一、長瀞の 川下るかな 秋の旅
一、天高く ライン下りの 波しぶき
一、うろこ雲 魚が泳ぐ 空となり


会員の皆様、お疲れ様でした。
運転手と添乗員の方々、ありがとうございました。



※吟行 
1.詩歌を吟じながら歩くこと
2.和歌・俳句などを作るために、景色のよい所や名所・旧跡に出かけて行くこと


秩父鉄道秩父SLパレオエクスプレス長瀞ライン下り)
http://www.chichibu-railway.co.jp/


長生館
http://choseikan.com/

箭幹八幡宮木曽町祭典(宵宮)

今日、明日と二日間にわたる箭幹八幡宮木曽町祭典が始まりました。
初日の今日は宵宮(万燈神輿)です。
祭典は木曽神輿会の佐野壽彦さんの挨拶で幕を開けました。
また、私、松岡みゆきも地元の市議として以下のとおり挨拶をさせて頂きました。


『9月27日、奇しくも同じ名前を持つ長野県木曽町の御嶽山が噴火して、多くの方が亡くなられました。亡くなられた方にとってはあまりに突然の出来事だったと思います。心より哀悼の意を表します。また昨日より九州・沖縄地方に台風が上陸し、多くの被害を与えています。火山にしろ台風にしろ、自然災害は避ける事ができません。自然の大きな力を前に我々人間がいかに無力であるか思い知らされます。最後は神頼みです。古来より人々は自然を畏れ、神様にその鎮静の祈りを捧げると同時に、また豊かな恵みをもたらしてくれる自然を敬い、人々は神様に守られて生きていると信じていました。神輿にはその神様が鎮座しています。今日明日と二日間、皆でその神輿を元気よく担ぎましょう』


宵宮(万燈神輿)は18時に宮出しが始まり、木曽の旧街道を上宿会館まで神輿巡行をして、20時に宮入りとなりました。
明日は本宮(本神輿)です。