油の油による油のための「戦争と平和」

暑すぎて死んでしまいそうなので手抜き日記。


南スーダン共和国が独立、新首都で式典 写真6枚 国際ニュース:AFPBB News
ということでスーダンさんちが分裂して、「南スーダン共和国」としての独立記念日だったそうです。おめでとうおめでとう。


まぁなんというか皮肉な歴史だなぁとは思うんですよね。
始まりはよくある民族対立や宗教対立だったんだけれども、しかしそれは(丁度良いところに)油が見つかった事によってまさに「火に油を注いだ」形となり、更にはその油を売った金で内戦を続け、でもおかげで余りにも内戦が激化・硬直化しすぎたおかげで国際社会からも怒られまくってついには政府側が折れてついには独立を認めることになった。そしてその分離独立した彼らもまた油に頼って生きていくことになる。


いやぁ『悪魔の排泄物』なんてネーミング付けられてしまうのも頷ける話ではあります。不幸も幸福も全てそこにある、と。「この世のすべてを置いてきた」ものってもしかして石油なんじゃないかなって思います。ユメもキボーもないオチだ。
もしそこに油が出なかったら、南部の彼らは果たして独立にまで至っていただろうか? なんて考えると色々面白いお話ではありますよね。