mayさんの自転車日記

自転車ツーリングが好きです

2015.12.27 旧中山道を走る

今年のラストラン。 

仲間の桜井さんを誘って軽井沢を走ることにしました。 
軽く草軽でも走ろうかと思ったのですが、クラシックMTBをレストアした桜井さん。
どうしても中山道旧道を行きたいとのことで、担ぎを想定してミニベロで行くことにしました。


軽井沢のスーパー「マツヤ」で昼食を買い出しし、まずは国道18号の碓氷峠へ。
この後何時間後に上り返してくるのかなと言いながらC184の標識の前で記念撮影します。
このとき、10:45。




いつもは、旧軽井沢から旧碓氷峠へと向かうのですが、今回は碓氷峠より別荘の中を走る道を選びました。
この道、町道三度山線は旧軽井沢から上るよりも緩やかです。
また、木々の間から浅間山が見え隠れしているので励みにもなります。
一か所、離山〜浅間山が眺望できるところがあります。浅間山は冠雪しています。




中山道との合流です。この200mほどで旧碓氷峠です。その手前で右に折れ見晴らし台へ。
見晴らし台には11:30に到着。




何度来ても見晴らし台からの上州の山々の眺望は素晴らしいものがあります。




さて、軽井沢はこのところ冷え込んでいます。
大きな霜柱ができています。




珍しく関東平野が一望できました。これはもしかして筑波山

さて、少し早めの昼食をあずまやで取ります。
風が出てきて手がかじかみます。とにかく寒い。コーヒーで暖を取ったあと出発します。




いよいよ、旧中山道の山道部分へと入ります。13:00になっていました。




しばらくは、このような山道が続きます。




人馬施工所跡の看板のすぐ横に水場があります。ここで小休止。
と、変速機のねじが緩んでいたので修理しようと工具を出そうとしたら、サドルバッグがないことに気づきました。
慌ててカメラの写真を見ると少し先までサドルバッグが付いていたのが分かりました。
自転車を置いて探しに行きます。50mほど戻ると果たしてサドルバッグが落ちていました。
すべての革ベルトが切れていました。
ありあわせの材料で何とかサドルバッグを括り付けて先を進むことにします。




碓氷峠から延びる林道との合流してまもなく、朽ちたバスに出くわしました。
どうやってここまで来たのでしょうか?
この辺りは道は狭くバスが走れるとは思えません。




座頭コロガシ。嫌な名前です。この先は岩が転がり、険しい道になっていました。




桜井さんはMTBを堪能しています。 私は、のんびり押したり担いだり。





長かった険しい道もやっと先が見えてきました。 本当に長かったです。




「覗」から見る坂本宿が見えます。
ここから見ると、まっすぐな道の両脇に宿の名残があるのがよくわかります。




最後の急な下りを下り切るとようやくのことで国道に出ました。
このとき3時15分。 2時間以上かかりました。

さて、一息をつく間もなく、最後のお仕事。国道18号で碓氷峠まで上り返します。
旧道から出てきた場所は、C9すなわち9番目のカーブ。
ゴールはC184ですから、先は長いです。




この道は勾配はそれほどきつくなくセンターギアだけで上っていけます。
15分ほど走って、めがね橋に到着しました。
シーズンオフともあり、ほとんど人がいません。




目の前に白い建物が見えてきました。熊ノ平の変電所跡です。




バス停を見ると、密かに当てにしていたバスは冬期運休になっていました。
もう頑張って上るしかありません。
カーブの数はなかなか増えていきません。それでもひとコーナー曲がるたびに一つずつは減っていきます。
C100がきつい。その後も少しきつい勾配が続きます。




800mの標識で一休み。
桜井さんは、舗装の登りはMTBではきついらしくいつもの走りに精彩を欠いています。
追いつくのを待ってから最後の登りに。




さらに25分ほど上り続けやっとのことで碓氷峠に到着しました。
丁度6時間ぶりの4時45分でした。




残光のなか、軽井沢への短い下りを下りました。
今年のラストランは、思い出に残るものとなりました。