日米首脳電話会談、北朝鮮に自制要求

安倍首相は24日午前、トランプ米大統領と約30分間、
電話会談しました。

両首脳は、核実験やミサイル発射などの挑発を繰り返す
北朝鮮に強く自制を求めていくことで一致しました。

安倍首相はこの後、記者団に「引き続き米国と緊密に連携し、
高度な警戒監視態勢を維持し、わが国として毅然と対応していく」
と述べました。

また、首相は電話会談で「全ての選択肢がテーブルの上に
あることを言葉と行動で示すトランプ大統領の姿勢を高く
評価する」と伝えました。

北朝鮮は25日の朝鮮人民軍創建85周年などに合わせ、
弾道ミサイル発射や6回目の核実験に踏み切る可能性が
取り沙汰されています。

会談で両首脳は、北朝鮮に影響力のある中国に一層の役割を
果たすよう働き掛けていくことでも一致しました。