勝間塾 7月定例会〜ケアマネージャー業務に活かせることは?

台風の強風にあおられつつ、勝間塾7月定例会に参加してきました。
 今月のテーマは「プレゼンテーション」。

 日常ビジネス用語が飛び交うことは皆無な我が職場ですが、自分のケアマネージャー業務に活用できるか、という点から感じたことを書いてみました。
 
 ①無意識の勝負

 福祉系の試験にも言語情報:非言語情報=1:9というのがでますね。面接の際にこちらは相手の表情、しぐさや家の状況なども観察していろいろ判断してますが、相手も同じことを自分に対ししているという視点は、正直、持っていませんでした。ビジネスパーソンにとっては、この辺り、当たり前なのでしょうが、ガラパゴスな福祉業界で案外、盲点かもしれません。
 自分の髪型、化粧、服装、しぐさ等が支援の成否のカギを握る、と考えると「それでは、ケアマネージャーの専門性は?」と、突っ込みを入れたくなりますが、見た目や雰囲気に気を使うことで支援しやすくなると考えると、気を遣う価値ありですね。
 最近は認定調査員のマニュアルに「調査員としてのマナー」を記載する自治体もありますね。

 ②情報を絞る

 これは常々感じていたこと。一度にたくさんの情報を提示すると、クライアントが話を聞いただけでお腹いっぱいになったり、混乱したり、忘れてしまったりで、こちらが頑張ったわりに、支援が先に進まない。
 レクチャーを受けたことで、改めて考えてみました。

 あくまで私の場合ですが、情報過多の原因は

   面接でいきなり相談される→その場で解決策を示そうとする(こちら   も慌てている)

 ことが多いようです。

 そして、

  相手が聞きたい情報を相手の視点に立って伝えるためには

 ・情報収集

 ・情報提示

 この二つの場を時間をおいて、わけること。直感的に判断せず、できれば書き出して、アセスメントをすること。(つまり、慌てない、慌てない)

 具体的には
  
 ・初回面接の前の電話での情報収集をもっと具体的に→初回訪問で絞った  情報提供

 ・月々のモニタリングでは相手のニーズの把握に集中→後刻、提案

を意識することかな。

 MAXに近い37件持っているので、毎月、全てのケースで実行は厳しいですが、月1件からでも意識して、支援のレベルアップに期待!

 もう一つ、

 「簡単、意外、信頼できる、パット見で印象的な」(succesの私流日本語訳)絵入り情報提供シート作りにもチャレンジしてみようと思います。

 8月までのお題は「熱中症対策」です。できたら公開します。