イグアスへ

「翌朝は早起きしてホテルの前の海岸を散歩。大西洋の波に触ってきた!」
国内線の飛行機でイグアスに向かいます。

白い水煙のあがっているところが滝の落ち口。

まず公園内のレストランでビュッフェ・スタイルの昼食。
名物のシュラスコを食べたよ。「肉がでかい!」
 
食事の後、滝に沿って公園内の遊歩道を歩く。
 
水の量がものすごく多くて、水しぶきもごうごうたる音もすごい迫力! 
 
「フィー子もサングラスにカメラのツーリスト装備万全で、遊歩道散策の準備はオッケーよ」

「いいけど、日焼けが気になるのよ……とくに、おでこ」
ブラジル側の遊歩道は、滝の下から眺める。


しぶきでびしょ濡れになるのでカメラには注意といわれていたけど、風向きによってはレインコートも役に立たない。でも、暑いので濡れてもかえって気持ちいい。(しかし、この程度で「濡れる」なんて騒いでいるのはとんでもないことだと翌日になって思い知るのであった)


滝つぼから出口まではエレベーターで昇る。
 
そこからバスで、三国国境地点へ。
 
三国とはアルゼンチン、ブラジル、パラグアイ。どこもサッカーが強い。
パラグアイとは去年のワールドカップで日本代表が対戦したよね。ロケ・サンタクルスというイケメンのベテラン選手がいるんだよ」フィー子、いつのまにサッカー・ファンに?
立っているところがアルゼンチンで、右側がブラジル、左側がパラグアイ


イグアスの滝国立公園内には宝石店のH.Sternもあった。高級ジュエリー店でお値段もそこそこ……というか、かなりお高い! この先、ウシュアイア、ブエノスアイレス市内、空港とH.Sternはつねにつきまとう。ウシュアイアでの運命の出会い、神秘のクリスタル・ネックレスの運命は?


イグアス国立公園内のブラジル側にあるホテル・カタラタス。「カタラタス」は滝という意味です。高級リゾート・ホテルで、プールサイドにレストランがあり、建物も雰囲気のあるピンクのスペイン・コロニアル風。
夜空には天の川が白く浮かび、満天の星。南十字星がはっきり見えた。

 
「フィー子はおされなロングドレスにお着替えしたよ」
フィー子、夜の室内でサングラスってどうなの?


このホテルはとてきれいで、ビュッフェ・タイプの食事もおいしかった。同行のyukaさんは「朝シャン=朝からシャンパン」がすっかりお気に入り。しかし、この先のドレイク海峡でyukaさんに悲惨な運命が待ち受けているとは、この時点では知るよしもない。