[三菱重工]
三菱重工業と米ゼネラル・エレクトリック(GE)は電力関連事業で協力する。両社は異なる方式の原子力発電所を手掛けるが、GEが推進する沸騰水型軽水炉BWR)と三菱重工が推進する加圧水型軽水炉(PWR)である。GEは既に日立製作所原子力事業を統合している。
2005年6月に特定非営利活動法人原子力資料情報室が発表した試算によれば、運転年数40年の場合、1kWhあたりの発電コスト

  1. 原子力  5.73円
  2. LNG火力  4.88円
  3. 石炭火力 4.93円
  4. 石油火力 8.76円
  5. 水力   7.20円

(財)電力中央研究所「ライフサイクルCO2排出量による原子力発電技術の評価」研究報告:Y01006(平成13年8月)
1kWhあたりの二酸化炭素排出量

  1. 原子力 22グラム
  2. 水力  11グラム
  3. LNG火力 608グラム
  4. 石油火力 742グラム
  5. 石炭火力 975グラム

発電所建設費の例

  1. 原子力  泊発電所3号機  約2900億円 91.2万kW(出力)平成20年10月運転開始
  2. 水力   神流川発電所   5250億円 270万kW(最大出力)1997年5月工事開始、2011年7月工事完了予定
  3. 天然ガス 市原発電所  約100億円 11万kW (出力)平成16年10月運転開始
  4. 石炭  敦賀火力発電所2号機 1275億円 70万kW(出力) 平成12年9月運転開始