うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

「味どころ 撰」 おまかせ その10

最近、太り気味なんですが、旨いもんの誘惑には勝てず、そそくさと家内と出かけていきました。高松市木太町の「味どころ 撰」。
お造りの写真は2人前。それ以外の写真は1人前です。今回もお腹パンパンで、大満足でした。
付き出し。出汁巻きには魚卵が入ってます。食感がいいです。

じゅんさいとろろ。滑らかで、上品な味付けです。

お造り。甘ガレイの洗い、ハリイカ、カツオ、タコ。この時期の甘ガレイは甘みがあり、ほどよい脂の乗りで、最高に旨い時期です。

キスの塩焼き。これくらいの型のキスはなかなかお目にかかれません。脂の乗り、身離れもよく、この時期ならではの美味です。

骨切りしたアブラメをから揚げし、アスパラ、万願寺唐辛子等の炒め物のあんをかけたもの。
野菜のあんがおいしくて、淡白なアブラメによく合います。

鴨肉のローストのサラダ。肉にダシが良くしみています。

天ぷらの盛り合わせ。型のいい車海老、にんにくの芽、プチトマト、かぼちゃ。にんにくの芽は予想外の美味で、クセになりそうです。

しめの鯛めしと吸い物。そうめんと茄子がよく合います。家内は天ぷらの後、満腹で、ほとんどギブアップ状態でした。そして果物で終了です。



ホントに魚の旬、旨い食べ方を熟知されていて、普段から自分で魚を選んで、食べているだけにこのお店の底力がよく理解できます。お値段はこちらが心配になるようなお値段です。
是非、食べに行ってみてください。
「味どころ 撰」の情報は http://bisyu.com/sen/

宮武うどん 復活!?

すでにご存知の方も多いかと思いますが、昨年6月、店主宮武一郎氏の体調不良のため、惜しまれつつ閉店した琴平町の名店「宮武うどん」。
宮武うどんの客の一人であった和食料理人の谷本氏が宮武一郎氏の指導を受け、この4月に、あの「宮武うどん」の復活をとげた。場所は高松市円座町。


今まで2回、店の前を通ったのだが、行列ができていて、パスしていたのだが、この土曜日にようやく訪問がかなった。2日前の「VOICE 21」で紹介されていたので、今回もダメかなと思っていただけに、予想外の展開だった。


VOICE の写真や、かつて琴平で使用されていた道具まで展示してあった。


お品書きも琴平の店のものが使われているようである。そして、厨房には何と、宮武一郎氏の姿が。開店間もない弟子の指導のために来られているようである。1年ぶりにお目にかかる姿は少し、ふっくらとされて、お元気そうである。家内ともども目頭が熱くなりました。


久しぶりに手切りの宮武麺を頂きました。琴平の味にかなり近付いていますが、まだ、琴平の時代のレベルには到達できてはいません。しかし、開店1ヶ月で、追いつけるわけがありません。開店1ヶ月のレベルとしては上々だと思います。これから、何年もかけて、客と共に成長されると確信しています。