ありがとうございました!!12周年。そして、13年目。

 皆様からのたくさんの愛情によって、12周年の節目を無事迎えることができた。ありがとうございました。金大サークルのエクストラが午前0時すぎ、またしてもメロメロポッチへ捧げるオリジナルソングを披露してくれた。スタッフのみんなが後で、次々に「愛されてますね。」と口にした。心が温かくなるとはこのことだ。思いもよらぬ一曲で僕のパワーは充電される。
 そして、参院選。おそらくこの選挙を機に、絶対安定多数の与党はもはや生まれず、与党といえど、思うようにならず、野党といえど政策に対し大いに影響を及ぼせるという、国会議員全員による真の国会がスタートするような気がしてならない。一人区で自民が圧勝しながら全国比例区で得票を減らすという単純ではない結果が、有権者一人ひとりの「なんとなく投票」から「考えて投票」へと変わった証だ。別の言い方をすればバランス感覚がより繊細になったと言えるのではないか。しかし、選挙に行こうキャンペーンの実行委員としての立場からは投票率が下がった結果は重く受け止めねばならない。それは、政治的自殺傾向の高まりを意味し、社会とのコミットメントの責任放棄に他ならないからだ。また次なる課題が僕を熱くする。
 12周年記念ライブは、杉野清隆、石川征樹という違う味わいの二人の夜だった。とくにひらめき即興演奏の石川さんに、古典クラシックまで遡り、楽曲のあり方を研究し、それでも新しい音楽的発見をめざす杉野氏。タイプは異なるものの、二人の先に大いなる光を見たのは言うまでもない。
 そして光といえば、ご来光。19,20日と昨年に続き白山を登山した。ご来光はもちろん全天の夕焼け空がまるでオーロラのようだった感動はおさまらない。
 13年目のスタートも地味に始まったが、僕の頭の中は11月公演の激団トラベルボンバーズの脚本でいっぱいだ。16日も、このぐちゃぐちゃの頭の中をぐっとあげるため、東京浅草へ劇団唐ゼミの「蛇姫様」を観て来た。やはり、演劇は観るのも最高に面白い。その夜、飲んだ元バイトスタッフ、漫画家志望のりえちゃんも、連載の企画が通ったとか!楽しみがまたひとつ増えた。