*『メカニック』

 

 

    ジェイソン・ステイサム主演。クールにバシバシ殺していくイメージ、一体あんた映画の中で何人、いや何百人殺しているの? その手のB級映画出まくりなのでスティーブン・セガールのように堕ちていくのではと密かに心配。
 ちな、勉強不足で申し訳ないがチャールズ・ブロンソン主演作のリメイクなんだそうだ。恩人が組織を裏切って私腹を肥やしているので暗殺せよの命令(つい最近このパターン観たなぁ・・・でもタイトルも思い出せないのが暇つぶしのB級アクション)で殺害する。その息子が殺し屋に弟子入り。成長して腕の立つ暗殺者になっていくが、そのうち自分の父親を殺したのは師匠であるジェイソン・ステイサムだと(当然のことだが)知ることになる。さあ仇を討つか?
 韓国映画にもありそうな内容。結構グロイシーンもあるのでお気を付けて・・・!

*『ノイズ』

 「デスノート」共演した藤原竜也松山ケンイチW主演。刑事には永瀬正敏。さらに神木隆之介までも出ているので話題になった。あまり期待しないで見始めたが、面白かった。ちなみに原作は読んでいない。
 過疎に悩む小島が舞台、っていうのも現代的。村の若者(藤原竜也)が栽培に成功した黒ザクロを起爆剤に村おこししていこう、って矢先の1つの事件をきっかけに全てが狂いはじめる・・・
 こんなトラジディあるあるなんだが、それだけに終わらずラストにどんでん返しが待っているとは思わず。よくできている。演技も皆上手だった。

 

 

*『丹沢山系②塔の岳』

 GWは百名山。だけど近場の(残雪の無い)百名山は殆ど登ってしまった。
 2年前ヤビツ峠から丹沢目指したが、県道70号線が台風被害で閉鎖されたまま。仕方なく道志に向かって蛭ヶ岳に登ったが、丹沢山は未だ。今回ヤビツ~塔の岳、元気ならそのまま丹沢の往復ピストンを狙った。
 宮ヶ瀬経由で県道70号線目指すのも2年ぶりなので早朝少し不安。しかも狙いはヤビツの手前菩提駐車場。ナビも無く何とか辿り着けば車も未だ2~3台は駐車可能。登山峠を出すところも無く不安は募る。
 二の塔まで約50分。疲れたがまだなんとか。途中トレイルランを上半身裸で走っている人いて、その人のせいか上から何か降ってきた。ヤマビルだ。石で殴打して殺したが、もういるのか・・・さすがヤマビルの聖地・・・!

二の塔から三の塔へ、下って登り返し


 三の塔からは行く先の塔の岳頂上までよく見える。折角苦労してきて登ってきたのにここから山を下って登り返し・・・登山していて大キライな奴だ。見ているだけで心が折れる。ここからは登山道も鎖場あり、痩せ尾根あり(穴が空いていたり、崩落していたり・・・)。

鎖場ー!

何年後か崩壊してそう




 それでもこの日快晴、午前風も無く、目の前には絶景の富士山が(富士山を見るとどうしても写真を撮ってしまうが、はっきり言ってどれもあまり代わりばえはしない)。

雲一つ無い富士山

 

新大日



 新大日、というプロレス団体の名前のようなところで休憩後、最後の難関に挑む。今回は本当に足がダメダメで、結構な人に道を譲った。しかもその人達に追いつけない。鎖でつながれた奴隷のように遅い足取りで、山頂到着11:20。休憩込みで丁度4時間。

山頂だよん



 
 山頂から丹沢が2.6km先に見えるが往復5kmって、遭難事故にあいそう・・・

あそこまではもう歩けない



 下りはいつもは好きなんだが(山登りより、山下りが好き!)、三の塔への登り返しが憂鬱。登山道は遅めの出発が多いのか、予想もしなかったヤビツ峠経由の登山客多数。聞けば行きの鎖場で行列30分待ち。ホントに多くて登り客すれ違い待ちいっぱい。
 さて登り返し中、右足の大腿四頭筋が攣りはじめて慌ててマッサージしたり、座って休めたり。でも足曲げてると、足の裏側が攣りはじめるし、よくこんなんで槍ヶ岳とか登ってきたなぁ・・・
 最後二の塔分岐どっち行くかで少し迷ったけれど、歩いていて見おぼえのある光景(子ネズミの死骸に山とたかるハエだとか)に間違っていないとホッとする。何だかんだ言って下り3時間。3時前に帰京。帰宅してシャワー浴びて夕方から食事前の缶ビールはサイコーだね。しかし丹沢山に登るのはいつのことやら・・・
 P.S.ヤマビルには今回もヤラれてないようだ、たぶん。知らんけど。

*『シャークネード シリーズ』

 見るでもなく、帰宅するとTVをつける。つまらないニュースや大谷さんを延々と流しはじめると、BSテレ東とかBS11・BS12のようなキワモノに頼ることがある。
 土曜はBS12で「シャークネード」を連続でやっていた。
 ハリケーンで巻き上げられた巨大シャークが飛行機にぶつかったり(その際必ず人を食う)、2作目では地下鉄を襲ったり(電車のアルミ車体を食い破るくらい強いぞ、シャーク!)。あまりの馬鹿馬鹿しさ。主人公達はキャーキャー泣き叫び逃げ回るが、頑丈なビルに逃げ込めばよいのに。サメばかり巻き上げられているが、巨大マグロとかないのか? イルカやゴマフアザラシはどうなんだ!?
 パニックになればハリケーンとサメの組み合わせ、ありなのかな? それなら火山の爆発も入れて「ボルケシャークネード」でもいいのかな? オーメンとか貞子も入れればいいのに。
 ちなみに今日日曜、明日月曜も2話ずつ、全6作放映。BS12にもなると、怖い物なしだな。


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*『実録、LINE 投資詐欺』

 年末頃、著名投資家達によるLINE投資が広告に載るようになった。とても怪しいが、相手はLINEだ。著名人達も自分の名前が使われていたら、いくら何でも気付くだろう。
 珍しく食いついてみた。どこぞの証券会社のように、マンデーオンライン教室もしていたり。言っていることは結構まっとう。ローソク足のチャートの読み方なんかご指導してくれる。詐欺団もやることが年年スケールアップ。年末には大抽選会が行われ、サクラの皆さんが「当たった」「当たった」と狂喜乱舞。私も抽選しようかと思ったよ(爆
 この詐欺団、何がスゴイって「仮想通貨」の上昇を当てたこと。過去似たような局面では大幅な値上がりだったのだが、今回この詐欺グループとその鴨ねぎさんたちのお力なのか分からないが、買っておけば大儲けだった(主義としてFXと仮想通貨はやらないんだけど)。

 何でもここでは、無利子でお金を数ヶ月間貸しますよ!っていう制度がある。でもまあそのためには最初に保証金を預けることになっているんだけれど。「どうして預けないとイケないのですか?」と、まっとうな質問もありました(すぐ消されたけど)。この頃から完全に詐欺だなぁー、と関わらないようにしたんだけれど、とにかく通知が多い! 1日100件以上!
 こちらが消してもまた復活するのがLINE。参ったなぁ、と悩んでいる頃、ようやく警察も動き出し社会問題化。すると突然LINEのグループも消滅。残ったのは詐欺被害にあったという被害者の山。被害額を見て、「世の中にはお金持ちが多いなぁ」と言うこと。
 LINEとかメタとか、もっと早く対応して欲しいぞ。


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*『死体が消えた夜』

 韓国映画。全然話題にならなかったけど、韓国映画だから、と期待しちゃう、その2。
殺したはずの死体がモルグから(抜け出して)消える。そんな馬鹿な・・・しかし死体には未知の薬品で殺した形跡が残っているかも知れない。焦る旦那。
 攻める敏腕刑事と言えば、愛する妻を失ってからは上司に煙たがられる存在。旦那を犯人と決めつけ、周りをウロウロ・・・そんな中犯人の旦那は愛人にしょっちゅう電話して通話話を聞かれそう・・・ってそんな犯人いるかー!
 日韓米とも、この手の刑事必ず出てくるけど、もういい加減にして。

 

 

*『告白、あるいは完璧な弁護』

  韓国映画。全然話題にならなかったけど、韓国映画だから、と期待しちゃう。
主演 IT企業の社長ユ・ミンホにソ・ジソブ。不倫相手の女の子がキム・セヒ。アイドルグループだけあって可愛い。
物語 その不倫相手がホテルの密室で殺害され、同じ部屋にいた社長に当然容疑が。完璧な弁護士を雇ってこの密室トリックを解決していく話・・・では無い!
意外な、と言えばこの一点。一人称が語るままに映像が出てくるので、当然話し手は無罪だろうと思えば、次の視点からの映像では、先の供述はウソだらけに思えてくる。
何がダメだって言うと、脚本のあちこちに綻びがみえてくること。
エンドロールを見ながら、(じゃあ誰が何のために警察を呼んだんだろう?)と、1番の謎が解けないまま。皆ならどう評価するのか聞いてみたい。こういう映画は何人かで観ると良いのだろう。