*『シェ−ン』(午前十時の・・・)

たぶん、「ウルバリン」だと思う。この映画の1場面が出てくる。そう言えばこの映画は十二歳の頃TVで観て以来一度も観ていないのだ(余談だがこういう時英語圏では現在完了形を使うと最近知った)。だから大まかなスジと、最後にシェ−ンが去って行くシ−ン、子どもが有名な「シェ−ン、カムバック!」だけは知っている。あとは・・・忘却の彼方だ(笑)
 ところで団塊の世代がワンサカいるニュ−タウンに、この「午前十時の映画祭」が周知されているとは言いがたい。思えば、一昔前は町のあちらこちらに、映画ポスタ−が張られており、映画ファンを刺激していた。そもそも団塊の世代と、一部のマニアックなファンを開拓する意味での「午前十時の映画祭」なのだろうから、もっと周知してほしい。映画館の入り口に貼ってあっても、映画ファンじゃなければ、そこまで行かないぞ。私なら団地ごとに管理組合があるだろうから、そこにチラシを貼らせてもらう(今はシネコンだし、上映期間が「入り」で左右されているから、上映期間も貼っておくのは難しいだろう。ポスタ−では大きすぎるので、ちらしで十分だ)。一番観て欲しい年代のパイが増えないのだ。
 G・Wくらい「なぁ母さんや、初めての昔デ−トで観た映画をやるそうだが、観に行かないか?」と手を取り合って観に行く・・・そんなイタリアやフランスなどでありがちなシ−ンを、日本でも作らないか? 観客も映画館も映画界もハッピ−でウィンウィンなんだが。
 さて肝心の映画の感想。場内、オヤジの一人観多数。老夫婦たま。西部劇は男のものか。アラン・ラッドは凜々しい。そして早撃ち、あまりの速さにDVDでコマ送りできたらなぁ、と思った。旧き良き時代の、良い映画だと思った。
「午前十時の映画祭」も、客が入りそうな作品ばかりで同じ作品ばかりやっている。今シリ−ズはDVD観で感動した「パルプフィクション」も観る予定。楽しみだぞ。