ブログを引っ越しました!

  • 留学終了、帰国を機に、ブログを引っ越して新装することにしました。本ブログ"IT'S TIME"もそのまま残して、過去の日付の更新(穴埋め)は地道に続ける予定です(卒論期間中、帰国直前、イタリア旅行など書きたいネタがたくさんあるのに書けていない状況です)。
  • 10月21日以降の日記は、下記アドレスの新ブログに移行しましたので、あらためましてご愛読をよろしくお願いいたします!

みーさんの新ブログ"One Step Beyond(一歩、前に進もう!)"
http://d.hatena.ne.jp/mi-san2006

再開〜近況報告

  • 1ヶ月以上も更新を放置してしまった。Dissertation(修士論文)の追い込みと提出後の虚脱、帰国準備などのドタバタの中で、最近になって時間は多少できたのに再開するきっかけを失っていたのは事実である。
  • これからイタリアに出かけてしまうので、近況報告はまとめて土曜日以降に!本格的な再開はそれからになります。イタリア紀行もご報告予定です。

イタリア一人旅(1日目)-- (3)ローマ城壁外にて

  • 約2時間半のフライトでローマ・シャンピアーノ空港へ到着。今はレオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港(フィウミチーノ空港)が表玄関になっているので、かつてのメイン空港も第2空港の扱いで、やはり短中距離路線が中心である。入国はあっさりしたもので写真と顔を確認したうえでスタンプを押すのみ。ほぼフリーパスである。時間が遅いので空港で食事を済ませてしまおうかとも思っていたのだが、既に店1軒開いていない。仕方なくタクシー乗り場に向かうと、歩いている途中からすぐに「taxi?」と声がかかる。白タクと思われるので無視して列に並ぼうと思ったらこれが混沌の世界。並ぶほうもちゃんと列を作らないし、運転手のほうも列の順番を無視して声を掛けてくる、そもそも車が順番どおりに並んでいるようには思えないし、どの運転手が正規でどれが白タクだかもさっぱり判別がつかない。かの「紳士の国」「行列の民」の立場から見てみるとこれは異世界である。
  • 声を掛けてきた運転手に慎重についていくと、ちゃんとしたタクシー車だったので決めることにした。ホテルの名前はすぐには通じなかったがプリントアウトした地図と住所を見せると「ああ、分かった」。「日本人か」と聞いてきたので「日本人だけど今はイギリスに住んでるんだ」と答えると「だからイギリス人だらけの日に日本人が混じってるんだ」と納得した様子。アジアが好きでタイに数年住んでいたそうだ。日本の印象は「Country of technology」。(続く)

イタリア一人旅(1日目)−(2)Gatwick空港へ

  • Sadieとその息子Jeremy(5歳)に見送られて10時過ぎに家を出る。まず大学の図書館に寄って、パスポートとクレジットカードのコピーをとった。最近の紛失事例の記憶が新しいため、念のため。大学のバス・インターチェンジからNational ExpressでとりあえずHeathrowに向かうのだが、ここで久しぶりにLindaに会った。彼女は台湾人で僕と同じSchool of Managementに同時期に在籍していて、沖縄留学経験があるのでカタコトの日本語で会話が可能である。彼女が日本語を話したがるので、彼女が詰まったときやこちらの話す日本語の単語が理解できなかったときだけ英語でフォローする。これからスイスへ旅行し、一旦ロンドンに戻ってきてから帰国するのだそうだ。スイスはEU非加盟の独自路線(観光立国)なので、台湾人もビザ不要なのである(日本人はその点、2日前まで行く先を決めなくても大丈夫なのでありがたい)。Heathrowでは30分の待ち時間があり、待合室のCafe Neroで軽い昼食を取る。スープとホットサンドにしたがこれが美味かった。イギリスでの軽い食事はイタリア系に限る!
  • GatwickのSouth TerminalでCoachを下車し、さっそくeasyJetのカウンターでチェックイン。巨大空港Heathrowに比べると小規模なローカル空港、という感じだが、それでも南北2ターミナルを持つロンドン第2の大空港である。どちらかというと国際線でも短中距離中心の空港なのではあるが。手間が無いので荷物は機内に持ち込んでしまおうと思って可否を聞いたらOKとのこと。テロ対策のため「液体は入ってないですよね」と確認されたが、即時に「No」と返事した。ユーロへの両替を済ませて出国手続きの列に並んでいるときに、荷物の中に「歯磨き」「ヘアジェル」「コンタクト保存液」が入っていることに気付いた。あちこちに張り出されている注意書きを見ると、これらの品々も機内持ち込みご法度となっている。しまたなあ!今から戻って預けなおそうかとも思ったが、「けっこう検査はいい加減」だという情報(id:hrkue情報)も聞いていたので、素知らぬ顔で通してみることにした。うっかりポケットに残っていたコインが金属探知機に引っかかったが、荷物のほうは問題なし!なんだ、やっぱりチェック甘いじゃないか!テロ対策、大丈夫か(笑)!。免税店では電気屋のDixonsで1GBのSDメモリーカードを買い、写真対策も万全。
  • easyJetを利用するのは実はこれが初めて(MBAの戦略論のグループアサインメントの題材がLufthanzaだったので、そのときにこのローコスト航空会社についてはかなり調べたのであったが)。「自由席」の飛行機に乗るのも初めてで新鮮。充分に快適である。そのうち米Southwest航空にも乗ってみたいと思う。隣席の男性は顔立ちはどう見てもイタリア人なのだが、英語の発音などはイギリス人。どっちなんだろうか?

イタリア一人旅(1日目)−(1)お出かけ前に撤収準備

  • 今週いっぱいは旅行で何もできないので、出発前にできる限りの手続きを行う。電気、ガス、水道業者、電話・インターネット業者(BT)に電話をかけて、「ストップ」を依頼しなければならない。電気、ガスはすぐに電話が通じたが、退出日(最終使用日)にもう一度メーターをチェックして電話しなければならない。水道、電話は回線が込んでいてちっとも通じない。旅行の計画を始めて、日通の荷物引取り日が12日になっていたことをすっかり忘れていたことに気付いて、週末に緊急連絡先に電話して変更を申し出たのだが、「18日午前中」という返事を貰った。TVライセンスの途中解約も連絡して、残期間の料金を返金してもらわなきゃならないが、これは帰ってきてからにする。それから16日のRonnie Scott's予約。id:hrkueさんとずっと前にしていた約束を果たさなきゃ(「ロンドンへジャズを聴きに連れて行く」)。16日にしたのは、この日の出演がBranford Marsalisだからである。出発直前にそんなふうにドタバタしているところへKumiから電話。「気をつけて行ってきてね」というラブ・コール(?)であった。旅行中も必ず家に電話しろ、とのこと。

旅行準備と撤退準備

  • 親しくなった台湾人のRick(MBA後輩)は、ホテル住まいをしながら家族で住む家を探しているのであるが(今年の住宅事情は去年よりさらに悪化して、夫婦や家族で留学してきた人たちは本当に苦労している)、ようやく候補の物件が見つかって、それが家具なしだということで、僕が売りに出している家具類を一式引き取ってくれることとなった。最大の懸案に何とか目処がついたので、明日の旅行の荷造りと、ついでに日本帰国の準備をいっしょにやってしまう。こっちにはもう大きなスーツケースしか持ってきていないので、4泊5日の一人旅には大げさすぎるし機動力に欠けるので、一時的同居人のSadieに登山用のリュックを借りることにした。30リットルはちょうどいい大きで、両手が空いて身軽に動けるのがいい。着替えと本と町歩き用の小リュックとカメラを入れてちょうどいっぱいに。
  • 帰国準備のほうは、スーツケースの荷造りと日通に出す船便のダンボールパッキング。もうあまり持ち帰る荷物は残っていないので、それほどの手間ではない。大物の家具以外で譲れるものも全てRickに渡せばいいので、イタリアから帰ってから1週間しかないが何とかなるであろう。旅行予約のほうは、ローマ〜ナポリ間の列車予約で完了。ES(エウロスター)の最速タイプで、わずか1時間27分の距離である。