2009-03-25 戦うか、逃げるかの話、再び
■[生き方][日本] 戦うか、逃げるかの話、再び
日経新聞でこんな記事をハッケン。
昨年、「パラダイス鎖国」本の発売イベントで中島聡さんと対談したとき、今いる環境が住みにくい場合どうするかという質問に対し、中島さんは「戦え」、私は「逃げればいいんじゃな〜い?」と言ったことがけっこうウケたが、どうも本当にそうなってきたらしい。とはいえ、上記の総務省による背景分析(「海外に移り住む女性が増えている」)が本当に正しいかどうかはもちろんわからないのだが。(出生と死亡の差による「自然減」でなく、入国と出国の差の「社会減」が原因、というのは事実なのだが、フィリピンなどからやってくる女性が不況のために減っただけかも、といったあたりの詳しい中味は私にはわからないので。)なにしろ、なにかと「女性には住みにくい」とされる日本から、いよいよ女性が逃げ出すという話になってきたなら面白いな、と。
外国語ができれば、日本語という「現在の社会制度を守る障壁」の外に出ることは、いまや比較的簡単。女性のほうが語学が好きという傾向がもともとあるし、だからもう女を日本の旧来の仕組みに閉じ込めておくことができなくなった、ということなら、ヒジョーに面白い。
先日のJTPAに関する日経ITPlus記事の中でも触れられている、「戦うか、逃げるか」の選択肢の件が会議中仲間内でも話題になった。
もうちょっと正確にいうと、これは「日本の会社にどうなってほしいですか」という質問だったのだが、パネリストは「会社を変えようなどと思わないほうがいい。他人は自分の思うとおりには変わらない。自分のほうが合う環境を探して動いたほうがいい。」と答えた。私も同感。今の状況は、それなりに理由があってそうなっている。長年かかって出来上がった仕組みをひっくり返すのは並大抵ではない。それを可能にするためには、ひっくり返すことで有利になる人を集めて団結して戦うか、それとも自分はよりよい環境に移って幸せになるかのどちらか、ということになる。後者だと、長期的には「ストライキ」と同様の効果をもつようになるが、そこまでは時間がかかる。例えば農村には嫁の来手がないと言われて久しいが、それでは農村のほうで女性が住みにくい状況が大幅に変わったかというとそこまでは至っておらず、「こない女性のほうが悪い、最近の女は楽をしたがって云々」みたいな論調がいまだにあるように(出典:発言小町など)思う。
他人を変えることなんてできない。まして、巨大な日本という国のエスタブリッシュメントの人々を変えることは不可能に近い。一人でも戦う力のある人や、みんなをまとめて戦うことができる人はともかく、そうでない人はやっぱり「逃げる」のがいいように思う。逃げるにもいろいろあって、別に海外脱出までしなくても、国内でも「よりよい環境」にみんながどんどん移れば、そちらにだんだん力が集まっていくはずだ。それもせずに愚痴ばかり言っているのは、ミクロ的にもマクロ的にも最悪の選択肢。転んで「いたいよー」と泣いても、ママが助けに行ってやるのは、小学校ぐらいまでかな、私的には。
<参考記事>
- 1290 http://angel.ap.teacup.com/newsadakoblog/
- 529 http://www.hatena.ne.jp/
- 341 http://b.hatena.ne.jp/hotentry
- 296 http://angel.ap.teacup.com/newsadakoblog/1279.html
- 289 http://reader.livedoor.com/reader/
- 193 http://www.chikawatanabe.com/blog/2009/03/jtpaconference.html
- 167 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20090325/1237998588
- 156 http://b.hatena.ne.jp/hotentry?mode=general
- 146 http://www.google.com/reader/view/
- 142 http://www.google.co.jp/reader/view/



http://www.stat.go.jp/data/jinsui/tsuki/index.htm
これが元の資料だろうが、どういう分析なのかわかりませんね。昨年は人口が増えたと喜んでいたのになあ。
総務省ではなく、外務省に資料があった。
平成19年の海外在留邦人数調査統計
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/tokei/hojin/08/pdfs/1.pdf
しかし、それは国を捨てほかの民族として生きていく覚悟もいると思う。他国で生きるということは決して簡単なことではない。
日本国民で生きていくうえでは、いまの状況を少しずつでも変えていかなくてはならない。
男性優位の日本社会から逃げていてばかりではだめだ。
団結して女性の社会的な働く場での地位向上を訴えなくてはならない。
今後自分の子供が日本国籍をとって日本国民で暮らしていく以上、自分さえよければいいといった、逃げる方法では、短期間の問題は解決するが、長期間で見れば何も解決していない。
誰かが何かしてくれるのを待っているだけではなく、自分からよりより社会にするため、骨身を削りながら、地道に訴えていくしかないのではないか。
これは政治においてもそう。
何も変わらないから、他人に任せてほうっておくのでは、結局物事は解決しない。
たとえ、わずかな声や力でも、少しずつ、団結を強めて社会に訴えていくしかないのではないかと最近思う。
もう、短期間逃げるという問題解決では、いろんな社会の問題は、この女性の働く問題も含め、なにも解決したことにならないと思う。
(ドイツ、アメリカ、オーストラリア、中国などバランバラン)
あと「逃げる」のは賛成です。
私見ですが、学生運動やバブルで好き放題やって荒れ野原を作ってきた団塊世代の老後の面倒を税金などで間接的に看るのと、経済や技術を含めて先行きの見通しが悪い日本に居るのは確かにあまりいい選択じゃないなと思います。
(団塊のひとたちは、論争好きでゴネるし面倒。)
残る残らない、逃げる、戦うという論になりがちですが、2つのポジションの中で敵対関係を築いて「逃げ」か「戦う」とするのではなく、双方の論をすり合わせて落しどころに持っていくのが良いんじゃないかなっておもいます。
(2局対立、善悪、米ソや右左といった世の中は既に20年前に終わってますし。世の中そんなに簡単じゃないですしね。)
ダメになった日本を好転させるなんてそうそう簡単なのものでは無いですから、今ダメな状態はとりあえず放置して、個人的につぶされる前に少し楽になってみてもいいのではと思います。
(ぺしゃんこに潰れちゃうマジメなひとたちを目の当たりにしているので)
ダメになってしまった現状は、時間が解決するんだろうなって風にもおもいますしね。
(あと20年くらいで団塊も無くなるし)
「逃げ」て後から「戦う」でもいいし「逃げっぱなし」で関係性の強いところを守る「戦い」をしてもいいし。
「日本を捨てるのか!」とか「日本でしかいけない」とか「日本で出来なくちゃ海外でもだめだろ」って言う意識も結構ですがちょっと極端じゃないかなって思います。
どこに居ても大変なことはあるけど、転職するみたいに気分は変わるし、楽しい部分もあるのかなってね。
そういう意味で現状把握を出来るようにとりあえず「逃げる」のは賛成です。
自分は入社した時から海外進出(世界のマーケットシェアを牛耳りたい)が夢でしたし。
日本に住んでいた頃に勤めていた会社で、上司や同僚を説き伏せるのに頑張った時期もありましたが、人は簡単には変わらないとか、性格が内向きか外向きかとか、そんな次元の問題じゃなくて、要は個人としての「目標をどこに設定しているか?」に尽きますよね。
その当時、周りには「自らの安泰」を一番に求める人が多かったのですが、結果、そういう人達は今、大きなリストラの波に巻き込まれてしまっています。
しかし、逃げた先のアメリカ様とかは、逆になんとかしてほしいですね。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20090329-OYT1T00469.htm
鳥の世界もいっしょだあっ!!
沢山勉強しなきゃいけないし、普通喜ばれないと思う。
特殊な能力があって、その能力を必要とする需要が日本よりもあるなら好条件かもしれない。
でも、それは修行や活躍の場を求めて多少の住みにくさは我慢するほうじゃないのかな?
男性だって全員が「住みやすい」わけではないです。
何か成し遂げたいことがあるなら、障害はほかにもたくさんあるでしょう。
もしそうでなく「普通」に働いて高い地位を求めるなら、海外に行っても「外国人」というハンデがあるのでまた「差別だ。」となるだけです。
ちなみに私自身、ヨーロッパで働いています。
2009/06/09 09:03 11年連続で年間3万人以上の自殺者が出る、自殺大国・日本!その8割が男性の自殺。ある外国人女性が言ってました。現在の日本の女性ほど、恵まれていてお気楽に生きている人間は他にいないと。20代・30代の女性にアンケートをとれば、9割の女性が、今度生まれかわっても、又、女性に生まれたいらしいです。そーいえば、女性のホームレスなんて見たことないし!