モーニング娘。が好きな仏像屋さん

奈良にモーニング娘。のことが大好きな仏像屋があると聞き、観に行った。場所は奈良市北半田東町にある「凡徹仏作所」。東大寺の近くである。このあたりは昔からある町で道幅も狭い。車がすれ違うのに苦労する場所である。家は昔ながらの家と、新しく建て替えられた家が混在している。こんなのどかな住宅地に仏像屋がぽつんとあった。中からはノミを木槌で打つ音が「カンカンカン」と聞こえてくる。木を削って仏像をつくているのだろうか。

軒先のガラスケースになにか展示してある。近づいてみてみると、紛れもないハロプロメンバーを写した作品が飾ってあった。


ごっちん後藤真希


よっすぃー吉澤ひとみ


ケメコ(保田圭


のの(辻希美


ミニモニ。


かおりん飯田圭織


矢口真里


小川麻琴


新垣里沙

すべて板を彫刻刀で削って作った作品だろうか。木彫レリーフのようだ。衣装は「Do it! Now」や「ジャンケンぴょん」ぐらいしかわからなかったが、いずれも2001〜2002年のハロプロ黄金期時代の曲である。きっとこの仏師も、往時のハロプロが好きだったんだろうな。昔のハロプロメンバーばかりで、最近の衣装やメンバーの作品がなかったのでそう思える(もしかしたら、この仏師のお子さんが作った作品かもしれない)。

ごっちん、ケメコ、のの、よっすぃーかおりん等、当時から使われていた愛称もなつかしい。一般の人は後藤真希のことを「ゴマキ」というが、モーヲタモーニング娘。のファン)は「ごっちん」という。だからその言葉遣いで、モーニング娘。のファンだったんだなということがよくわかるのだ。

肝心の仏像はというと……、見ていないのでまた次の機会に見てみたい(;´Д`)