家族・友人のみなさま

聖マリア病院救急診療科の永田高志です。
8月29日より9月24日までのスウェーデン・米国海外出張の状況を報告しようと思います。
出発の朝 既に寝不足です

福岡 7:10 → 成田 9:00             1時間45分
成田 14:00 → シカゴ 11:30          11時間27分
シカゴ 16:25 → ストックホルム 8月30日7:45着  8時間20分

とにかく遠いです。今この文章は途中のシカゴで書いておりますが、すでに両下肢の腫脹と軽度の脱水が見られております。

さて、成田空港でモンゴルに帰る朝青龍を見ました。既に多くの報道陣が待ち構えておりまして、高砂親方が先行し、かなり離れて朝青龍が歩いてきました。笑顔も無く全くの無表情でした。野次馬からまばらに「頑張れよ」や「待っているぞ」聞こえてきましたが、あの表情を見ると正直声のかけようがありません。
無表情の朝青龍

さて、飛行機の旅は長く、身長180cm、体重90kgの私には苦痛以外の何物でもありません。
目の前のスクリーンを見て、先はまだまだと実感しました。
飛行機はどこへ行く? 答え)ベーリング海峡の上

続きはまたストックホルムで。


第2弾 シカゴ・オヘア空港にて
シカゴで飛行機をSASスカンジナビアンエアライン)に切り替えたときのことです。
受付のおばちゃんが私のチケット(日本→シカゴ→ストックホルム→シカゴ→日本)を見て、大声を上げ「あなた、何考えているの?」とまくし立てられました。私の出張はスウェーデンストックホルムと米国のボストンが定点になるので、常識的に考えれば日本→(西回り)アムステルダムストックホルム→米国が負担が少ないはずです。非常識な今回の行程を疑って、テロリストと勘違いされたかと思い、説明が面倒だと思っていたら、窓口のおばちゃんの話を聞いて同僚が集まってきました。そして口々に「なぜなんだ?」「寝れないだろう」「きつくないか」「休んで行け」などすき放題のことを言います。要は面白がっているだけでした。でも、このおばちゃん、「休めるような座席を手配したから」と気を遣ってもらいました。この辺の米国人のお世話好き、おせっかいに触れて、米国に来たなと実感しました。

 シカゴ・オヘア空港の風景