「SQL Server 2008 の教科書」を執筆しました

こんにちは、松本美穂です。

ソシム社からの新刊です(店頭に並ぶのは、今月末から来月ぐらい)。
内容は「超」がつく入門書です(現場視点にしたつもりですが。詳しくは下記の目次をどうぞ)。

美しくカッコイイ表紙です。
私たちの本でこんなの珍しいんじゃないでしょうか。
また、印刷のクオリティも高いです。


早速、目次をご紹介させていただきます。

第1章 SQL Server 2008 の概要とインストール
1-1 SQL Server 2008 の概要
1-2 SQL Server 2008 の製品ラインナップ
1-3 SQL Server 2008 Developer のインストール
この章のまとめ
第2章 インストール後の構成
2-1 インストール後のメニュー
2-2 SQL Server 関連のサービス
2-3 SQL Server が正常に動作していることの確認
2-4 システム データベース
2-5 インストール後のフォルダ構成
2-6 SQL Server 2000 や Express エディションとの共存
この章のまとめ
第3章 SQL Server 2008 を使ってみよう
3-1 とりあえず使ってみよう
3-2 SQL でデータの追加と検索
3-3 データの追加 〜INSERT〜
3-4 データの検索(SELECT)
3-5 データの更新(UPDATE)と削除(DELETE)
この章のまとめ
第4章 正規化
4-1 正規化とは
4-2 関数従属とキー
4-3 正規化の手順
この章のまとめ
第5章 制約
5-1 制約とは
5-2 この章で使用するテーブル
5-3 PRIMARY KEY 制約(主キー制約)
5-4 UNIQUE 制約
5-5 CHECK 制約
5-6 FOREIGN KEY 制約
この章のまとめ
第6章 SQL ステートメントの基本(ANSI SQL92準拠)
6-1 この章で使用するテーブル
6-2 データを並べ替える 〜ORDER BY〜
6-3 WHERE 句で利用できる演算子
6-4 その他の演算子
6-5 集計関数とグループ化
6-6 複数テーブルの結合
6-7 その他の SQL92 規格
この章のまとめ
第7章 テーブル関連の操作とデータのインポート/エクスポート
7-1 テーブルのコピー 〜SELECT INTO〜
7-2 データのみのコピー 〜INSERT SELECT〜
7-3 IDENTITY プロパティで自動採番
7-4 データの全削除を高速に実行 〜TRUNCATE TABLE〜
7-5 DEFAULT 値
7-6 CSV ファイル出力(エクスポート)
7-7 Integration Services でデータのインポート
7-8 3つ以上のテーブルの結合
7-9 ビュー 〜仮想表〜
この章のまとめ
第8章 照合順序、データ型
8-1 この章で利用するテーブル
8-2 照合順序(Collation)
8-3 データ型
この章のまとめ
第9章 関数とユーザー定義関数
9-1 この章で利用するテーブル
9-2 文字列操作関数
9-3 日付と時刻の操作関数
9-4 変換関数 〜CONVERT と CAST〜
9-5 数値操作の関数
9-6 その他の関数
9-7 ユーザー定義関数
9-8 .NET Frameork 言語を使ったユーザー定義関数(SQLCLR)
9-9 CLR ユーザー定義関数のパフォーマンスは?
この章のまとめ
第10章 データベース アプリケーションの開発
10-1 データベース API
10-2 ADO.NET 3.5 を使ってみよう
10-3 SQL Server Profiler によるデバッグ
10-4 SQL の動的生成と SQL インジェクション
10-5 更新系 SQL の実行
この章のまとめ
第11章 ストアド プロシージャと Transact-SQL
11-1 ストアドプロシージャと Transact-SQL
11-2 ストアド プロシージャの作成
11-3 入力パラメータの利用
11-4 ストアド プロシージャのデバッグ
11-5 OUTPUT(出力)パラメータ
11-6 RETURN コード
11-7 ストアド プロシージャの定義の表示
この章のまとめ
第12章 トランザクションとエラー処理
12-1 トランザクションとは
12-2 SQL Server におけるトランザクションの実装
12-3 トランザクションの例
12-4 ロールバックされない処理(制約違反エラー)
12-5 ユーザー定義エラー
12-6 ADO.NETトランザクション
この章のまとめ
第13章 ロックと分離レベル
13-1 ロックとは
13-2 デッドロック
13-3 トランザクションの分離と Isolation Level
13-4 ダーティ リードと Read UnCommitted
13-5 反復読み取り不可:Non Repeatable Read
13-6 ファントム読み取り(Phantom Read)
13-7 楽観的(オプティミスティック)同時実行制御
この章のまとめ
第14章 ロックの実践と読み取り一貫性
14-1 テーブル スキャンによるロック待ち
14-2 読み取り一貫性
14-3 読み取り一貫性のオーバー ヘッド
この章のまとめ


「はじめに」にも書いたのですが、ご縁があって本書の依頼をいただいてから、ずいぶんと年月がたってしまいました(SQL Server は 2005 から 2008 へ!)。その間、私たち自身の技術者としての執筆活動についても迷いが生じ、一番へこたれそうになったときに、励まし、サポートしてくださったのが、ソシム社の片柳秀夫様とマイクロソフトの斎藤泰行様でした。今、私たちがコンサルタントでありながら、こうして執筆も続けているのは、お二人のお陰です。
お二人の信頼に心より感謝を申し上げます。
私たちにとっても、とても思い入れの深い本となりました。