自動車ランプ・カルテル−公取委、立入検査

 公正取引委員会は、自動車用ヘッドランプやテールランプ等につき、価格カルテルの容疑にて、小糸製作所、スタンレ−電気、市光工業、ミツバに立入検査に入りました。
 トヨタ自動車やホンダが行う自動車部品のコンペの際、事前に価格調整し、受注予定者を決めていた疑いのようです。
 自動車部品をめぐっては、先日ワイヤーハーネス国際カルテルが問題となっただけに、今後もラジエーターやワイパー等のカルテルが、日本のみならず欧米でも問題となることが予想され、リーニエンシーを含め独禁法コンプライアンス法令遵守)がさらに問題にされるでしょう。