ラグタイム

 
昨日は珍しく昼間に空き時間ができたので、板宿のラグタイムへ足を延ばした。短い時間だったけれど、今回もマスターに貴重な話をいくつかしてもらう。ここ数年、年に2,3回しか顔を出せていないが、その度に「他では聞けないお土産」をもらっている。今回は、マスターが最近読んでいる本を紹介してもらった。

 この本の著者、稲垣足穂は、独特の宇宙観をもったSF小説家、児童文学作家だという。明石や神戸に馴染みがあった人で、作品中に地名がいろいろ出てくる。今度本屋で探してみよう。
 その夜、同僚に話をしたら、翌日、「親父の形見や」と言って、稲垣足穂の本を持ってきてくれた。その作品のタイトルはずばり『明石』で、エッセイのようだ。