奈良へ〜

GW中に奈良にも行ってきました。

まずは薬師寺へ。薬師寺は金堂、講堂などを中心に、東塔と西塔の2つの三重塔を配する構成は独特なもので、薬師寺式伽藍配置と呼ばれています。この華麗な伽藍も数次の火災にあって次々と焼失し、創建当時の姿を残すのは東塔のみです。ちょうど玄奘三蔵院の平山郁夫画伯が描いた大唐西域壁画殿の襖絵も一般公開をしていました。


次に興福寺へ。興福寺は広い境内に中金堂・東金堂・北円堂・南円堂・五重塔・三重塔・大湯屋・大御堂・国宝館などが建並び、仏教彫刻類は天平時代や鎌倉時代の名品を数多く保存しています。夜になるとライトアップもされていました。(この画像は帰り道に寄って写したものです)

それから国立奈良博物館へ行き、その後東大寺へ行きました。
  

最初にくぐる南大門。ここには金剛力士像〔とうだいじなんだいもんこんごうりきしぞう〕が両脇で見守っています(?)左の金剛力士が、阿形〔あぎょう〕といって開いた口。宇宙の始まりを意味しているそうです。右が口を閉じた吽形〔うんぎょう〕。宇宙の完成を意味している。

そしていよいよ大仏殿へ。ちょうど「世界遺産劇場」というのが開催されていて、前日はゴダイゴ特別コンサート、行った日と次の日には狂言野村万作野村萬斎)やお能が行われていました。その舞台が作られてたり、幕も張られてたりで、いつもとちょっと違う雰囲気でした。

 
関西で大仏様と言えば「奈良の大仏さん」高さ(座高が)約15mもあって圧倒される大きさです。ここに来たのはたぶん小学校の遠足だと思うので約35年ぶりです。大きさとなんだろう…雰囲気と言えばいいのかな?なんかすごく感動しました。


そしていよいよ二月堂へ。ここはお水取りで有名ですよね。、静かできれいな景色に心が落ち着きました。日が沈むまでもっとゆっくりと見ていたかったなぁ。