『正しい王子の作り方』第7話

屋上でいい雰囲気になってる武田と女子を見下ろす柳まじ怖いってw。背後(後頭部)から映さないでほんとその宇宙人怖いからwww。きっと武田は過去に恋愛で大失敗した経験があって女の子と(リアルで)関わることを極度に恐れてるとかそんなこったろうから柳の「恋人みたいだね」だったかそんな感じの言葉に反応したんだろうけど、柳に見下ろされた瞬間その場からヒィィィィィッ!と逃げる武田はどう見ても女の子とイチャコラしてるところをボス柳(男女交際厳禁論者)に見つかって“命だけは助けてくださいっ”ってボス柳のおしおきから逃げてるようにしか見えませんでしたよ?
でもそんなボス柳は女子から貰った手紙をラブレターだと勘違いしちゃうなかなかのおちゃめさんなことが判明w。プロデュース指示書を「こういうのはいらない」ってことは“こういうの”じゃないのはいるってことだもんなw。てかてっきり柳にまとわりついてたモデルの子と学級委員の子がボス柳を取り合うことになるんだと思ってたのにあの子あっさりプロデューサーの座を渡してたけどまさかこのままフェードアウトだったりして?
てか武田はあれさすがにイケメンになりすぎだろうw。武田にとってジャージは鎧じゃないのかと!眼鏡とボサボサヘアーは誇りじゃないのかと!!メールでちょろっと指示だされたぐらいであっさり脱ぎ捨ててんじゃねーっつの。いつものようにジャージを羽織ったもののメールで言われたことを思い出して脱ごうとするんだけどやっぱり最初は無理で、でも女子の気持ちに応えたいとメールが表示された携帯握りしめてぶるぶる震えながら勇気を振り絞ってジャージを脱ぎ捨てる・・・みたいな描写が欲しかったし、髪型だってあれどこでどうやってあんなモテヘアーにしてもらったんだって話じゃん。あの武田が美容院でも床屋でもいいけどモテヘアーにしてくださいって言えるわけないと思うわけで、どれだけ頑張ってあの外見を作ったかを見たかった。これまでのプロデュースを見れば外見よりも内面の変化だったり成長を描いてるんだってのは分かるんだけど、武田の役はこれまでのどの男子よりもビジュアルも携帯でしか喋れないという要素も独特というか異様なわけで、それが他人を拒むというか、必要以上に接しなければ傷つくこともないからと自ら纏った鎧なのだとすれば尚更その鎧を捨てるまでの葛藤を描くべきなんじゃないかと思うんだけど。ってそういうドラマじゃないからって言われるのは分かってるんだけどさw。だって来週予告の武田めったくそカッコよかったんだもの。ブルーのシャツにベスト着て体育館のステージにちょこんと座る武田めったくそ可愛かったんだもの。なんだかものすごくくやしいじゃないか!とりあえず顔見なくてもいいから会話したいって女子に懇願されてとまどう表情も好きなのか?と聞かれて頷く表情も、どっちもシャイでピュアwなのが伝わってきてちょう可愛いなんてずるいじゃないか!武田って表情は結構いいものもってるんだよなぁ(問題はオイヨか・・・)。

滝と眼鏡っ子の正統派ラブコメカップルは相変わらず可愛いんだけど、しゅりのすけとはるかがいい加減ウザくなってきた。てかわたしの中で相葉っちブームが去った気がする。これがマジックが解けるということなのか・・・。
あ、今回の小っちゃい鏡みながらモッチャモッチャと身づくろい(毛づくろい)する男子たちの図はとてもよかった。その背後で貰った手紙をニマニマ見てる柳とそれなに?って一応聞くけど全く興味なさそげな滝も含めてとてもよかった。ああいうのをいっぱい入れて欲しいんだよなー。

松也インタビュー

http://www.kabuki-bito.jp/special/socie/02/index.html
これを読んで、地に足が着いていて、自分の置かれてる環境をしっかりと見極めていて、その中で明確なプランというか向上心を持ってる人だなーと改めて感じました。こんぴらで共演するどこぞの御曹司はちょっと見習ってください。
NHKドラマ(おシャシャのシャン!)に出演した感想を語ってるパートの写真((http://www.kabuki-bito.jp/special/socie/02/no2.html)がすこぶるいい松也なんでそれだけでもみんな見て!!

今日気になった芸能ニュース

●妻夫木が大河主演…2009年「天地人」NHKドラマ初出演
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20080221-OHT1T00016.htm

来年のNHK大河ドラマ天地人」の主人公・直江兼続役を俳優の妻夫木聡(27)が演じることが20日、発表された。妻夫木がNHKドラマに出演するのは初めて。東京・渋谷の同局で会見に臨んだ妻夫木は「NHKでやるのは初めてなんで、駐車場に入るときから、周りがみんな敵に見えた」と笑わせた。一年という長丁場の撮影も初だが「大河の主役をやるのが夢だった」と、万感の思いを込め言い切った。

やっぱりこれ、大抜擢というかNHK思い切ったなって印象だよなー。NHK初出演が大河の主役ってわたしの感覚からするとありえないって感じなんだけど。
今年はすでに流し見モードというか、堺さんとしょうたんのW虚弱殿さまがいっぱい出るようになったらちょっと見ようかなと思ってるぐらいの状態なんで来年には期待したいんだけど、風林火山と比べたら篤姫の数字はかなりいいらしいんで、人情ものというか、ぬるい感じになっちゃうのかな。なんといっても小松江里子だし。

多分見れねええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!

http://www.tokyo-gt.com/index.html
見たい見たい見たい見たいみーたーいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!
ホモ(はっきり言うた!)じゃない寿里たんが見ーーーーーーーーーーーーーーたーーーーーーーーーーーーーーーーーーいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!
ってか寿里たんと王子がイタコて似合いすぎwww。
そしてわたしの滝がどんな役なのか気になって考えすぎて鼻血が垂れそうです。
ああもう何でわたしのレコはUHF録画できないの?何が悪いの何が足りないの??ほんとに謎。もう放送と同時にDVD出してよお願いだから。

伊坂 幸太郎『ゴールデンスランバー』

ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー

仙台市内で仙台出身の若き首相・金田の凱旋パレードが行われていたその時、青柳は大学時代の親友・森田とともにいた。だが森田の様子がおかしく、別れ際には「金田は暗殺される。そしてお前がその犯人・オズワルドにされるぞ。だから逃げろ」と真剣な顔で言う。その時さほど離れてないところで爆音がし、金田勢いに押された青柳が乗っていた車から降りると銃を構えた警官たちがこっちを見ていた。金田の言葉を思い出した青柳はわけもわからずひたすら逃げ続ける。


「魔王」で描いたようなナショナリズムの話なのかと思いきや、それがなんだったのかは闇の中だが“巨大な権力”によって仕組まれた陰謀の主役に仕立て上げられたちょっとイケメン青年とそれを助ける愉快な仲間たちってな感じの物語でした。イケメンはかなり重要なキーワードです。相変わらず一見なんの繋がりもなさそうな事柄が終盤でぐんぐん回収されていく様はウットリしてしまう手際の良さなのですが、なんていうか、真っ直ぐすぎる。真っ当すぎるんだよな。これまでのどの物語よりも話の筋がシンプルって言ってもいいぐらいストレートな物語で、逃げるイケメンの物語だけに疾走感だったりクライマックスの公園のシーンなんて思わずIWGPを思い浮かべちゃったぐらいの爽快感だったんだけど、ひねくれた部分も欲しかったんだよな・・・。伊坂に対してはわがままいいたいわたし。
とかいいながら、「人を殺すことはあっても、痴漢はしない」という青柳父の

人を殺すのが正しいとは思わない。ただな、自分の身を守る時だとか、たとえば、家族を守る時だとか、そういった時に、相手を殺してしまう可能性がないとは言えないだろう?本音を言うとな、俺はそいうのはアリだと思ってんだ。(中略)ただ、痴漢ってのはどう理屈をこねても、許されないだろうが。痴漢せざるをえない状況ってのが、俺には思いつかないからな。まさか、子供を守るために、痴漢をしました、なんてことはねえだろ。

これ、ニヤニヤしながら妙に納得したんだけど、この父親の「痴漢嫌い」がラストシーン(の一歩手前)に繋がった瞬間、涙がボロボロボロってこぼれました。ちくしょー、伊坂憎いぜこのやろー!