『黒の女教師』第2話

初回の太一のクソ野郎っぷりが才能だとしたらw、柏原収史のクソ野郎っぷりは技ですね。さすがです。
一応秘密で付き合ってるつもりなんだろうに生徒の自宅のまん前までタクシーで乗りつけこうこうと明りがついた車内でキスする教師もアレなんだけど、てっきり「課外授業」は学校には内緒で行ってるのかと思いきや2話にして早くも学内で「おろかものーっ」が出たのもアレだなーと。一応“夜”で校内に人はいないっぽい雰囲気ではあったけど、懲戒免職クソ教師が荷物まとめてた+その婚約者が出入りできてるぐらいの時間とすると深夜まではいかない時間だよね、多分。そのわりには他者の目を気にする素振りがなかったってことは、学校も容認してる・・・というよりも、この“黒の女教師”は3人だけの組織ではないってことかなと。ついでに言うと前回は新任教師の初任給(17万5千円)今回はクソ教師へのプレゼント代(5万円)と報酬に差があるのもその補足材料っぽいし。5万じゃ3人+つるべ息子で割ったら一人1万強にしかならないし、職を失うかもしれないリスクと引き換えにしちゃ安すぎるもんね。
とすると黒幕ってか女教師たちを動かしてるのは恐らく校長の南果歩だろうな。そんで最終的にこの新米教師も黒の女教師入りすると。
だとしたら女性教師のチームのほかに男性教師チームがあってもいいのになー。光石さんとモロ師岡鈴木亮平くんのチームってかなりカッコいいと思うんだけど!。ってどんな学校だよってな話だけど(笑)。
てか勝さんことつるべの息子は本物の警察官なんだ?。初回見た限りでは草の者的な感じの便利要員が警察役やってるのかなーとも思ったんだけど、正真正銘現職警察官だとすると国家権力使ってターゲットに話聞いたり家に入り込んだりした上に謝礼(初回で渡された封筒の中身(視聴者に)みせたっけ?)を受け取ってるとなると、夜の課外授業がバレたら一番ヤバいのってつるべ息子だよなぁ。
そして今回は予備校へサテライト中継交渉しにいくという重要な役目を担っていたもののやっぱり小林聡美の役割が軽いように思うんだよなー。なのでわたしの脳内では小林聡美は黒の女教師の前エースで(その前は南果歩)、以前は小林聡美が愚か者!ってたんだけど榮倉さんにその座を譲り、今は何かあった時のバックアップ要員を兼ねて完全に一人前になるまでその動きを見てくれているのだということにしました。それならこの動かなさも納得(笑)。
あー、ていうか今思ったんだけど、公開授業などという開かれた場だってのに榮倉さんと市川さんってばノリノリでクソ教師を追い詰めてたけど、あれ二人とも「なんかキャラ違わね?」とか思われないんかね?。前回感想でも書いたけど “昼間の顔”こそが大事なんだって。昼間の顔と仕事人である夜の顔が違うってのが肝だろうに、昼間に思いっきり夜の顔見せちゃってんのはどうなのかと。
つーかここで停学から復帰した千葉ちゃんの目をギラリと光らせるべきだろうがよおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!。

『ゴーストママ捜査線〜僕とママの不思議な100日』第4話

オウ・・・・・・・・・よく行くお店でバイトしてるトッツーとデートしたらエロ男爵に見つかって強引に連れ帰られてぶたれて家飛び出したらサナティが慰めてくれて家まで送ってくれるとかなんとういう真夏の夜の夢


ところでさぁ・・・うちのわんこは本当によーーーーーーーーく虚空に向って吠えるんだけど、やっぱあれ見えてんのかな・・・・・・。何にもないのに突如吠え出したりすんのよね・・・・・・・・・。

『境界線上のホライゾン Ⅱ』第17話「劇場の支配者」

今回は云わば非常時下でありながらも武蔵の日常、というか、会話の中で各キャラが自分をちょっと出したり他者との関係性をちょっと深めたりと全部大切だけどでも日常パートだったりはするんで、そんな中絶対にやらなきゃならない(言わせなきゃならない)ことがあるわけで、だから超圧縮の嵐になるであろうことは心の準備してたんだけど、してたんだけど・・・・・・・・・・・・


ノー“尻ing”とかノーーーーー!!


いやわかってんの!!学長とネシンバラの会話まるっとカットだし、トーリに確認をとる賢姉もカットだし、あと

「ネイトは、薄々気付いてたり、聞いて知ってたかと思うんだけどよ。
俺ら、・・・・・・俺とかシロとかネシンバラにテンゾーなんかも、大罪武装が各国に配られたとき、“何か怪しいなあ”って思ってたんだよ。ま、それでなくてもホライゾンの親父である元信公が作った“大罪”だったしさ。・・・・・・それを全部合わせると、人、ってことなんじゃねえかって思ってさ。だからホライゾン、オメエが戻って来なかったり、三河でのドカンが無かったりしても、俺ら、・・・・・・末世に乗じて各国と交渉して、別に武蔵や極東じゃなくてもいい、どっかに大罪武装を集めて、それをまあ、八罪合体・・・・・・!とか八段合体・真大罪!とか・・・・・・、って御免!!マジ御免!!ホントそんなこと言ってたけど不適切でした睨まないでー!」

ってトーリがこの幼なじみの男衆を指して『俺ら』と言い、もし今みたいなことになってなくとも俺らはやる気だったぜ!っての、女衆の方がキャラも戦闘力も圧倒的に強いから押され気味だったりする武蔵男衆の絆みたいなものが見えるいい台詞だなーって思ってたんでできることなら聞きたかったし、それなのにそういうものを差し置いて尻ingやったらやったでそれはちょっと違うってかスタッフまじでマジキチ・・・って笑えない方向に向かっちゃったと思うんでこれでいいってことはわかってんのよ!!
・・・でも俺、一連の盗聴会話が大好きなんだもん。尻ingが大好きなんだもんよーーーーーーーーー!。
あーでも原作では特にそういう描写はないのに思いっきりテンゾーのヌードはあったね。あれが尻ingの代わりってことなんだね・・・(でも全裸の尻で見慣れてるかと思いきや、テンゾーの実は鍛えてるっぽい筋肉質の尻はちょっとあれだね、DOKIDOKIするねっ!!)(あれ?それを言うならイトケンは・・・・・・・・・(笑))。
あーそうそう!盗聴会話がなかったからアサマチの「なぁにをやってんですかあっ!!」からの〜「あ、点蔵君、長らくの輸送艦生活で、ええと・・・・・・、傷つけないように言葉選んで言いますけど犬のような臭いなんでちゃんと御風呂入って下さい」もなかったよ・・・。これじゃあテンゾーのこと『犬臭い忍者』って呼べないじゃないの・・・・・・(ていうかもしかしてこれテレビという媒体に措ける愛犬家への配慮なのかしら^^)。
アサマチだって汚れメーターがないとただの押しが強いオパーイ巫女になっちゃうし、ていうかアデーレのベルさんの乳に動揺して「クソ」連発にセルフツッコミも欲しかったーーー!!。
ていうかハナミ空気読めすぎってか仕事できすぎやでwww。
でも原作の女衆入浴挿絵を完璧再現してくれたし(これ、うちのテレビだとそこまではっきり確認できなかったけどガッちゃんが5年分ぐらい描いたネームちゃんと読めるんですってね・・・スタッフおまえらほんとにもう・・・・・・BDでみるのちょうたのしみ!!)、アリクイママンと子アリクイの涙も別れもブッこんでくれたし(あれってアリクイママンどこへ行ったのだろうか?w)、尺限られてんだから取捨選択は大事よねだいじ!。
ってなわけでその取捨選択の結果描かれたネイトの餌付けシーンは完璧な(でもほぼ2週間ぶりの食事であることの説明一切ナシなので単なる大食いってかマジ餌付けでしかなかったけどw)。そしてテンゾーの食事法マジ忍術(笑)。あとここでも余のセックス発言はしっかり拾いつつもそれでいてナイトの略奪ネタ同人誌のヘタレ夫発言はカットと。あと先生のビール3分と、ネイトにチャーハン勧める賢姉をギリギリ入れてきたと。
別にどちらも無理やり入れる必要はないと思うんだよね。ネイトの方はまぁホラ子の感情要らない発言を聞いたトーリが哀しむのでは!?→悲しむと大変死んじゃう!ってな視聴者含めみんなの思いを「チャーハンあるわよ」ってな一言で「大丈夫だから」と安心させる賢姉という流れなわけだからもちろん入れてくれるに越したことはないんだけど、ついでに言うと学園祭で少年の腕にリボン巻いてやる賢姉ってものあれだけじゃさすがに何がなんだかわからないわけで。でも入れる。なぜならば入れたいから!!なスタッフ(監督)の意気込みは相変わらずさすが。


今後の展開を知ってると、ネシンバラとシェイクスピアから始まる両国役職付きたちのショットは燃えた!!。これからが楽しみだわー!。シェイクスピアによる開演宣言からの傷有りVerEDもよかったし、楽しすぎてヤバイわほんと(笑)。

今日気になった芸能ニュース

岡田准一榮倉奈々で「図書館戦争」映画化…ファン仮想キャスティング投票1位同士が初共演
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20120801-OHT1T00019.htm

 ファンが選ぶ“ドラフト1位”同士のキャスティングだ。昨年、雑誌「ダ・ヴィンチ」で行われた仮想キャスティングの投票では、岡田、榮倉ともに2位以下を100票以上引き離すぶっちぎりの1位。辻本珠子プロデューサーは同誌の結果を知らずに2人にオファーしたというが「顔が怖くて照れ屋で責任感がある岡田くんと、背が高くてまっすぐで天然な榮倉さん。(小説を)どう読んでもこの2人しかいない」と太鼓判を押す。

この記事のみで断定するのはいささか早計ではありますが、つまるところ、この手の「実写化するなら誰がいい?」的なアンケート結果ってのは製作サイドにとってはどーーーーでもいいってことだよね^^。
でもまぁ今回は『結果的に』ファンの理想どおりのキャスティングでよかったのではないでしょうか。わたし的にはそもそもこれを実写化する意味がわからないので郁と堂上教官の身長差さえ原作通りであれば別に誰でもいいわけですが。
ていうか俺の手塚兄弟は誰がやるんだよ!?達央さんでいいんだぜ?(笑)。


市川月乃助「リアルな濡れ場も…」
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20120801-993185.html

世間に背いてまでも愛を貫いた男女を描いた「葛西橋」で3役早変わりに挑む市川春猿(41)は「早変わりというよりは、3役を分けて1つ1つじっくり作り上げて演じ、内面で見せたい」と言えば、市川月乃助(43)は「リアルなぬれ場もあって、男同士の女形さんとやるには見せ方も研究しないといけない。こんな役は初めてで複雑」と話した。

今絶賛「やっぱり月乃助さん素敵だわ〜!」中なのでちょっと、いや、かなり行きたい。リ、リアルなぬれ場目当てじゃななななななななないんだからねっ!。

湊 かなえ『サファイア』

サファイア

サファイア

帯に「湊かなえの新境地」と書かれている通り、確かに新境地・・・とは言えるかな。どういう結末へ向かうかの分岐点に措いてこれまでだったら右を選んでいたであろうところが左を選んだ、という程度、程度って言葉はちょっと語弊があるかな・・・・・・、でもまぁそれぐらいの「違い」ではあるんでこれまでとはガラっと違った作風とまではいかないんだけど、でも湊さんらしさを残しつつもここ数作ちょっとずつ積み重ねてきた既存イメージからの脱却が今作、特に「ムーンストーン」から「サファイア」「ガーネット」の連作と続くラスト3作で果たされたかな、という感じ。
とは言え私が最も好きだなと思うのはこれまで通り後味の悪さ全開の「猫目石」だったりするんだけど。