『獣電戦隊 キョウリュウジャー』ブレイブ17「ガチだぜ! キョウリュウグレー」

アキバでハリケンブルー・長澤奈央に怪人ボイスやらせたことといい、ボウケンシルバー・出合正幸にキョウリュウグレーをやらせることといい、よりによって超動ける人たちに“声(のみ)の出演”させる東映は何なの!?太っ腹のつもりなの!???
と思ったら、出合ちゃん次回顔出しくるうううううううううううううううううううううううう!!!!!
って、なんで坊主よ・・・・・・・なんの嫌がらせですか・・・・・・・・・・・・・・・(しろめ)。


で、そんなキョウリュウグレー曰く“キングは弱点がないからこれ以上強くなることはできない。よってこの先の成長が望めないからもうイラネ”ってことのようですが、やべえわかるようでわかんねー!(笑)。弱点を克服することで強くなる、それは解る。言ってみれば4人は特訓(あれ弱点を克服するってかさぁ・・・それぞれの『得意分野』の限界を突破するってか、それぞれひたすら押しまくれ!=長所を伸ばせってことだったのであって弱点を克服するってのとはちょっと違うような気がするんだけど^^)によって70点だったものが80点とか90点になったってことだろうけど、でもキングって最初から100点満点取ってる状態なんじゃねーの?。
キングって別に実は弱いところがあるのにそれを認めようとしないとかじゃないじゃん?。前回イアンは助けに来てくれるって信じきってたように(信じるがゆえに自分では状況を打破する努力を一切しなかったほどにw)なんでもかんでも俺に任せろ!な俺オレタイプでもないわけじゃん?。圧倒的に強いけど、でも仲間がいるから戦隊なんだと、ちゃんとそういう意識は持ってる人なわけじゃん?。そんなキングだからイアンたちも空蝉丸も自分たちの「リーダー」として認めたわけだし、キングに関わるひとたちもみんなキングが好きになるわけっしょ?。確かに成長の余地がない=これ以上強くなれないってのは理屈としてわかるけど、キングって理屈で計れるってか理屈が通用するような人間じゃないんじゃないの?。わたしはそういうつもりでキングを見てたんだけど。だからキングは特別、まさしく「ブレイブだ!」でいいと思うんだけどw。
つーかだから『ブレイブ』って何なんだよってな話なのよ(笑)。攻撃にブレイブをプラスする?とか言ってたけど、それは気持ち(気合い)なの?それとも物理的なものなの??。どちらにしても、キングに弱点がないことがキングだけブレイブを乗せられない理由だって、わたしの固い頭じゃ理解できねー!!(笑)。
強いて言えば事あるごとに「戦隊」という単語を口に出すキングは共に戦う仲間たちの“強さ”を無条件に信じてるところがあるなーとは思うわけで、でもその強さはキングのソレとは同等じゃないわけで、つっつくとしたらソコ・・・かなぁ。キツイ言い方すると仲間に対する“過信”。
そこで予告にいた捕えられたウッチーってな展開になるのだと。ズタボロウッチーを見て初めて仲間を失うかもしれない『恐怖』を知り、そしてキングは強くなると。
・・・・・・・・・わ、悪くねーな(笑)。
とりあえず、図らずもキング不在の間『リーダー』を務めることになってしまったウッチーのアレコレが楽しみです!(そういう意味ではまるっと1話ぐらいキング不在(キングはキングで修業中)の回があってもいいのよ?いいのよ??w)。


あ、そうだ!!。一斉に夏仕様になったのはいいけどソウジのシャツの袖はもうちょい長い方がいいと思うの。ていうか袖をまくるな。
そしてイアンの夏服用意したスタイリストはちょっとここに正座しろ。説教タイムだ!。

『35歳の高校生』第9話

いやさぁ、いくら校長から渡された運営マニュアルに従ってるっつってもさぁ、長い人だと2晩も牢屋なるものの中に閉じ込め食糧を満足に与えないって(せめて水分は与えてるんだろうな!?と思いきや、ペットボトル等飲み物らしきものは誰も持ってないっぽかった・・・)、こんな指示に対し何の疑問も抱かないどころか自ら進んで事前に監視カメラ仕掛けて眺めて楽しんじゃうって、担任(教師)として以前に人間的におかしいと思うの。しかもキャンプ中に食糧をめちゃめちゃにされ一方的に回収してた生徒の携帯を紛失したって、これどう考えても責任問題だろ。
つーかこんな結果に終わったわけだし恐らくは菅田っちが自ら「俺歩いて帰るわ」って言ったんだろうけど、だからって生徒一人置いてっちゃ駄目だろ。溝端テメーは一緒に徒歩で帰れよと。
つーか敗者復活戦で馬場ちゃんと正光どっちを助ける?ってなった時に「僕は見てます」っつった阿久津に「そうか」って答えてて、それでいいのかとw。どっちにも協力せずに見てるという選択肢があるなら先に言えよとw。もう意味がわからないってレベルじゃねーぞw。
中でも一番意味が分かんなかったのはキャンプに来てるってのに「キャンプの間は制服で過ごしてもらう」という一言でしたw。それになんの意味があんだよw。
あと謎すぎたのがなぜ川とドラム缶の間を“バケツリレー”しないのか?と。疲労とストレスで限界突破した2軍男子が1軍男子をボコるという展開のためにこういう形にしたのでしょうが、あのシチュエーションならば普通はバケツリレーするよねえ?。そんなことも思いつかない(バケツリレーという手段を知らない)ほど馬鹿だってことなの?。それはそれで納得だけどw。
正光にキレてドラム缶蹴り倒した高杉くんはカッコよかった。最後まで見せ場ないんじゃないかと心配してたんで、一安心&このドラマならこの程度の見せ場で充分です^^。


相葉っち北島先生のクラスは100キロウォークですってー。相葉っち先生とダラダラおしゃべりしながら100キロ歩くとかいいなーいいなー。(でももしそんなイベントがあったとしてもわたしは文字通りの養豚なので1キロも歩かないうちに疲れたー足痛いーバス乗せろよーとブヒるだろうけどw)。

川瀬 七緒『147ヘルツの警鐘』

147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官

147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官

シリーズものだそうですが、初めて読む作家さんになります。
女性主人公である『法医昆虫学者』が死体に巣食うウジや事件現場付近に存在している「虫」を徹底的に調べることで事件解明をするというシリーズのようですが、相棒になるであろう刑事(コンビ)のキャラや主人公との関係性含め、良くも悪くも2時間ドラマチックな作品でした。必要最小限の登場人物に留め警察内部の軋轢等を極力省いているので展開がシンプルである反面深みはないあたりがその理由ですが、主人公の人となりとレギュラーになるであろうその周辺の人物はしっかり描かれているのでシリーズ1作目としてはバランスいいなという印象です。
印象と言えば、一番残ったのは主人公のこのセリフ。

「人を含めた全動物の90パーセント以上が虫。もっとわかりやすく言えば、人ひとりに対して、虫は十億ね。」

つい先日虫に襲われ北海道が全滅するんじゃ!?というパニックホラー小説を読んだばかりなのですが、圧倒的な数の暴力って本能的な恐怖だよなぁと。