『獣電戦隊 キョウリュウジャー』ブレイブ28「ああトリン! 1おくねんのうらみ」

復元水が効く(復元水で巨大化する)のはデーボスの仲間のみと聞かされ目の前でまさしく巨大化するトリンを見てショック受けるキョウリュウジャーですが、いや、いくら仲間っつってもどっからどう見ても怪人なわけで、デーボス軍以外にもそういう存在がいるならばともかくそうじゃないならトリンはデーボス関係者と考えるのが普通だろうがと(笑)。じゃあお前らは今までトリンをなんだと思ってたのかと逆に聞きたいわ!(笑)。
でも、トリンがカオスの旦那の弟って、それは驚いた。驚いた直後にときめいた!超モエた!!(笑)。
だってだって、カオス(兄)はトリン(弟)につけられた傷をわざと身体に刻み残したまんまで、トリン(弟)はカオス(兄)によって片翼をもがれてるって、なにこの萌え設定!!!!!。
ていうかまず二人が兄弟だってんで直前に見た某八つの珠を持つ者を探すアニメに登場した天狗兄弟のビジュアルで想起され、さらに片翼もがれたってんで某代理王争いをしてる悪魔たちと天使がソロモンを取り合うアニメのイケメン執事も想起され(EDのミカエルとウリエルのあのカットをカオスさんとトリンだと思って想像してみてよ!マジやばいから!)、もはやわたしの中でカオスとトリン兄弟がものすっごいお耽美な感じになってしまっているのだが!だが!!。
これでこのあとトリンがデーボスを裏切った理由、兄と敵対することになった理由が明かされるわけですよねっ!?。あまりにも似てなさすぎるんで異父兄弟異母兄弟だったりするのかしらっ!?ていうかそもそもあいつらみんなデーボス様によって作られた存在なんだよね、確か?。そういう意味では戦騎たち全員が兄弟(妹)だと言えるのではないかと思うわけで、その中でわざわざ『兄弟』として生み出したことにどんな意味があるのかと!。やだもう俺のブレイブが火を噴きそう!!。

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』@東急シアターオーブ

東京公演40回もあるのにわたしのお目当てである『古川ロミオ×松也ベンヴォ×みっちゃんマキュ』がたった1回しかないってどういうこと・・・・・・。
いや多分他の組み合わせもそんなものなのでしょうし、例えばロミオがかっきーだったらそれはそれでまた違った魅力があるんだとは思うのですが、でもわたしにとってはぜったいこれが最高で最強の組み合わせなんです。そう確信してる。
大阪行けば見られるんだよね・・・・・・。嫌いな演目&全然素敵だと思えない演出とこの可愛すぎるモンタギュートリオ、どちらを選択すべきか迷うわ・・・・・・・・・。

繰り返しますがわたしこの演目ほんっとに嫌いで、誰がロミオをやろうが誰がティボルトをやろうが舞台上で紡がれる物語には嫌悪感しかなかったぐらいなんですが、今回はそれプラス演出も全く好みではないというのに(スマホやらフェイスブックなどという現代アイテムを中途半端に取り入れてるだけでなくダンスも。わたしこの人の振り付けほんっと好きじゃないんだなぁ・・・)それを補うだけの魅力がモンタギュートリオにあってですね!繊細でナイーブで弱くて脆くて頼りなくて、でもこのルックスならばヴェローナ中の女を虜にするのも納得ですッ!!!な古川ロミオを特攻隊長なキレキレ狂犬みっちゃんマーキューシオとお調子者でドジっ子、でもちょっと大人な松也ベンヴォーリオが守り支えてるってな感じで、もうほんっとにアホバカ可愛い。
三人セットでも可愛いし、ベンヴォとマキュの組み合わせはやんちゃなマキュをちょいちょい諌める(ていうかおもきし頭はたいたりw)ベンヴォって感じでまるで兄弟みたいだし、ロミオとベンヴォは天然ロミオに振り回される気のいいベンヴォって感じで、見た目もシュッとしてる古川くんに対し痩せたけど!もんのすごい痩せて締まったけど!!でも古川くんに比べるとややずんぐり・・・ていうか顔面積2倍(笑)の松也なのでバランス取れてんだよね。そこに存在してるだけで三人の関係性が見て取れるの。

そんな三人が歌うのが「世界の王」でいいのかな?曲名わかんないんですが、モンタギュートリオが歌って踊る曲があってですね、わたしもうここで震え泣きいたしました。
だって、だって・・・・・・松也が姐(ダンス得意)とみっちゃん(歌手)と並んで歌って踊ってしてるんですものおおおおおおおおおおおおおおおお!( ;∀;)
いやさぁ、松也がそこそこ歌えることは知ってるものの、歌って踊る、それもバックダンサーいっぱい従えて姐とみっちゃんと並んで踊るってちょっと想像つかないじゃないですか!。
でも踊れてた。ちゃんと歌って踊って表情も作れてた。そりゃあ姐あたりと比べるといっぱいいっぱい感は否めませんが、姐のカウントの取り方が「ファイブシッセブンエッ」なのに対し松也は「いちにっさんしっ」って感じだけどw、でもそれがロミオとベンヴォっぽくってむしろイイの!イイんですっ!!!。
それにみっちゃんと松也がハモる曲とかあるんだぜえええええええええええええええええええええええええええ!!!( ;∀;) ハニエルさんとハモっちゃうとかもうもうもうっ!!( ;∀;)
曲が結構激しめだったりするんでみっちゃんはミュージカル歌唱ではなくいつもの感じで歌い上げてるんだけど、松也はそれに釣られるでもなく真っ直ぐに歌っててそこもまたマキュとベンヴォっぽい。
ソロも良かった!ていうかマキュが刺殺されてロミオが追放されて、たった一人になってしまったベンヴォのソロが切々と綺麗に声が出ててめっっっっっったくそ良かったの・・・・・・っ!!。

そしてなんといってもビジュアルですよ!!。歌舞伎役者の中でもガタイがいい松也なわけで、イケメン俳優たちと比べてあらゆるパーツの大きさの違いは明らかなわけで、歌よりもダンスよりもなによりもビジュアル面大丈夫かよってのが最大の心配だったんですよね。演技と声は良いけど見た目がねぇ・・・ってpgrどころか豚もしくはトド扱いされるべく心の準備してたぐらいなのに、蓋開けてみたら身体二回りぐらい絞ってるわ頬から顎のライン別人だわ白パンツすっきり履きこなせてるわで歓喜の悲鳴堪えるのに必死だったんだけど!!!。番組で痩せた姿は見てはいましたが(ママンが別人すぎて気持ち悪いと引いておった(笑))、生+衣装着用した状態での痩せっぷりたるや驚愕レベルよこれ!???。だいじょぶだいじょぶ浮いてない!!。姐もみっちゃんも和樹もどっちかっつったら明らかに洋風な顔立ちの中ひとりザ・和風の顔でありながらもぜんぜん浮いてないのよおおおおおおおお!!!。

これ並の努力じゃないと思うんだ。身体絞るのは勿論のこと、ダンスだってこんなのやったことないだろうし、発声だって歌舞伎のソレとは全く違うわけだから一から稽古する・・・どころか培ってきたものがある分それが出ないようにしなきゃならないという意味ではゼロより下からのスタートだったんじゃないかと思うんだ。それを松也はしっかりやってのけた。歌・ダンスのみならず演技も傍観者という役割をしっかりと果たしているどころか客席登場もある前半は道化(笑い)としても効いていて、いやぁ・・・いやぁ・・・・・・・・・こんな松也を拝めるとか嬉しすぎてちょっと言葉にならないです。漏れ聞こえてくる評判も総じて「思ってたよりもずっといい」「こんなに歌える人だとは!」といったものだし、わたしちょっと鼻が高いわ!(笑)。
もうさ、好きなひとと好きなひとと好きなひとがガッツリ芝居してるとか、天国よねぇ・・・。マキュが刺されるシーンとか、ひん死の状態(でも高らかに感情を歌い上げるがw)のみっちゃんを松也が抱きかかえ、松也に抱かれたみっちゃんに泣いて縋る姐とかどうよこれ!!パラダイスだろう!!(笑)。

てかこのみっちゃんマキュの見せ場シーン!これも良かったなー。前述の通りみっちゃんマキュはメッシュ(すけすけ)ノースリシャツの上にこれまたノースリのロングシャツを羽織り、つまり二の腕剥き出しで、ことあるごとに舌だしてキャピュレットのやつらを挑発するヒャッハー野郎なのね。だから自分たちの大将でありながら争いを好まない夢見がちロミオ(姐ロミオはそんな感じに見えたw)をもどかしく思ったりしてるんじゃないかなーと、そんな印象なんだけど、だからこそ自分を庇おうとした間の悪い、でも友達想いのロミオに「お前は不器用なんだよ」と言うのが切ないのよ。ああ、マキュはずっとロミオのそういうところを支えてきたんだろうなーって。でも結局それが裏目に出ちゃって、だけどマキュはそんなロミオが好きなんだろうなって。だから俺に悪いと思うんだったら「ジュリエットを全力で愛しぬけ」って言ってあげる。
みっちゃんマキュはここ結構キツイ感じで言うんだよね。突き放す感じで。でもそこがたまらなくイイ。痛いだろうに苦しいだろうに悔しいだろうに死にたくないだろうに、最後まで俺を保とうとする。最後までロミオにとって最高の悪友マーキューシオであろうとする、それがたまらない。そんなマキュをただただ黙って泣きながら抱き支えるベンヴォもたまらない。

で、そんなマーキューシオが死ぬや否やマキュのナイフ握ってティボルトの腹目掛けて突っ込むロミオですよ・・・。バカだよねぇ・・・。ほんとバカ。でも自分のしたことを理解した瞬間崩れ落ちるように膝をつき、「親友が刺された復讐心で頭がいっぱいだった」と呆然と呟くその顔見ちゃったら何も言えなくなるわけですよ。バカで愚かな少年だけど、怖いぐらい純粋なんだよね。ああ、マキュはこういうロミオを守りたかったんだろうになぁってなぁ。

古川くんのロミオはここからがイイです。前半のジュリエットが恋してしまった相手として自分の名前を呼ぶのを聞いてキャアアアアアア><ってなるのも可愛いけど(まじで両手で顔覆ってキャアアア!ってじたばたすんのw)、ティボルトを刺し殺しヴェローナからの追放を命じられてからの絶望と苦悩のターンになってからのほうがグッと映える。思い悩む様が似合うんだよね。悲劇が似合うの。追い詰められてからが華。姐の持つ儚さは死へ一直線に向かうロミオにピッタリで、死のダンサーに絡みつかれる様に超説得力があんのよね。だって城田のロミオとか一升瓶入り毒薬ぐらい飲まなきゃ死ななそうじゃん?w。

あとは・・・和樹のティボルトか。ティボルトひとりだけアダルティだったなぁ・・・(笑)。16歳の従姉妹に本気で懸想しつつもその母親であり自分にとっては叔母である女と男女の中だとかなにこの倒錯感。しかも「俺が女を知ったのは15の夏だった」とかなんとか歌い上げててw、わたし思わずいやそんなこと聞いてねーし!って思っちゃったわよw。モンタギュートリオがキャッキャしてるだけにティボルトの出来上がり感たるやもうね(笑)。
そんな和樹にカテコで肩をガシッと組みにいき、続いて姐とぎゅーーーーーーーーっと抱擁しあう松也には悲鳴を押さえられませんでした。抱きしめられて満更でもない姐はやはりイイですな!w。


まだ幕が上がって1週間も経ってないのにすでにこれだけいい感じとなると最終的にはどこまでいっちゃうのだろうか。
・・・・・大阪、い、いこうかなっ・・・。

27歳のおたんじょうびおめでとうピロキ!!

今年もこのカテゴリーでおたんじょうびおめでとうって言わせてくれてありがとうピロキ。
この1年いろいろあったけど、去年のお誕生日は内Qに茶封筒コイコイって書いてたことを思うとなんかちょっと・・・今でもずーんって落ち込んじゃうんだけどさ、
でもピロキがピロキとしていてくれるだけで幸せなんだよね。
またいろいろあるかもだけど、いろいろあるだろうけど、
ピロキがいっぱいいっぱい笑えるといいな。