美味しいものと至福のひととき

世界中で食べた美味しいものにまつわるお話、レシピetc

,食パン・パンペルデュ

フランスパンでなくとも、食パンで簡単にパンペルデュ。フレンチトーストのフランス語名です。今回はパンケーキではないけれど”世界一の朝食”をご自宅でも!
ジャムやソースで変化をつけてどうぞ♪

《材料・1人分》

食パン(6枚切)            2枚
牛乳              100cc
卵(Lサイズ)             1個
砂糖              大さじ1
バニラエクストラクト*     小さじ1/2
(*代用:バニラオイル     2〜3滴)
バター(フライパン用)     大さじ2

* トッピング *
ベリーミックス(冷凍)    適宜
サワークリーム        適宜
アガベシロップ        お好きなだけ


《作り方》
1.ボウルやバットなどに卵を割り入れ、砂糖、牛乳、バニラエクストラクトを加えよく混ぜる。

2.2等分した食パン2枚を1の容器に浸して卵液を吸わせる。

3.フライパンを熱し、バターを焦がさないように溶かし、パンを両面こんがりと焼いてパンペルデュはできあがり。

〜・〜今回のトッピングの作り方〜・〜

4.パンを取りだしたフライパンが熱いままでいいので、そこへ凍ったままのミックスベリーを入れる。

5.ベリー類の解凍具合をみてフライパンに再び火をつけたりして解凍させる。お好きならここで洋酒を少量加えてもOK。

6.お皿にパンを並べ、ベリー類、サワークリームをのせ、アガベシロップをお好みの量かけて出来上がり♪

《コツ・ポイント・etc.,etc...》

・工程5で洋酒を加えた場合は、アルコールを飛ばしてください。
 コアントロー、ブランデー、キルシュ等々が合うと思います。
 私は朝食にいただくことが多いので、アルコールは入れないです。

・卵液に入れる砂糖は省いてもいいけど、焼き色が薄くなります。
 砂糖は、きれいな焦げ目に一役買っています。

・バニラエキストラクトが無い場合は、バニラオイルで代用してください。
 本物のバニラエキストラクトは、1つ買っておく価値があります。
 自然食品店、輸入食材を扱っているスーパーマーケットなどに置いてあります。

・バターはたっぷり使った方が美味しいです。
 マーガリンは個人的に好きではありませんので家にはないのですが、マーガリンでもいいと思います。

・トッピングのソースによって卵液に入れる砂糖の量、甘さ加減はお好みで。
 砂糖を多くして、トッピング無しでそのまま食べても良いと思います。

アガベシロップを使ったのは、ベリー類の味を損ねないと思ったし、少しの量で甘く見た目も良いから^^

よくシナモンシュガーでも食べます。その場合グラニュー糖にした方が見栄えも良く、しゃりしゃりとした食感も楽しめます♪
メープルシロップでも食べます。はちみつでも食べます。
パンペルデュはよく作って、いつも何のソースで食べようか迷うほど、、、
家にはキャラメルソースも、チョコレートソースもあります(*^^*)
甘くないバージョンも作ります。
パンペルデュは甘いのも甘くないのも、主人も好きで食べてくれます。

ずい分前私がまだ独身の頃、留学生活をなつかしんで(^^?外人ハウスに住んでいたことがあり、
その当時、フランスから来ていたイケメン君がよく夜中に酔っぱらいながらも

「パンペルデュ食べるひと〜〜〜っ?」

って、その場にいた人たちにご機嫌で作ってくれました。
彼は六本木の某高級フレンチレストランで働いていて、ハードワークだったでしょうに、
いつも楽しそうに共同キッチンで何かを作っては私たちに食べさせてくれました。
その姿に、本当に心底料理が好きなんだなぁと感心。
懐かしい思い出です。

「簡単(料理)」についてどう思うか、とクックパッド上で熱く議論されていましたが、
私は、かんたんOK!かんたん大好き。
外国の方などは特に、本当にチャチャッと作って(また、それが美味しいんだ)おしゃべりに忙しそうでした。
みんなで集まって食べると美味しいですし、オーナーが主宰してくれるパーティーとは別に
よく誰かが突然提案して、広いダイニングルームに持ち寄りで大勢で夕食を食べたりしました。
まさに草の根国際交流!
そんな時は(そんな時でなくても)簡単で美味しいのが私は一番いいと思います。
楽しく作って、楽しい時間を家族や友人と過ごす、その思い出はいつまでも残ると思うのです。
このパンペルデュも簡単です♪