さようなら 小林カツ代さん
ニュースで、料理家の小林カツ代さんがお亡くなりになったことを知りました。
闘病生活をされていることも以前ニュースで知っていましたが、思わず
「えーっ!!」と叫んでしまいました。
私がまだ10〜20代だった頃、「non-no」を愛読していまして、
小林カツ代さんは、その誌面上で料理に不慣れな(不慣れだと思われる^^)私たち女子に丁寧に指導して下さいました。
当時の「non-no」は、アルプスの少女ハイジや、大草原の小さな家などの特集で海外取材なども多く、
すてきなお菓子やお料理のレシピも載って、ファンシーでロマンティックで夢いっぱいで、夢中になって読みましたっけ。
のちにTANTO(タント)という雑誌でもお世話になりました。
今でも切り抜きを大事にファイルしてあります。
「TANTO」も今はもう無く、なつかしく思い出します。
実家にはたしか「TANTO 創刊号」は取ってあります。好きな料理誌でした。
たくさんある彼女の著書の中で、ふと目に止まったリンゴの蒸しケーキを作った時
そのほっこりした優しいお味のおやつが大好きになり、何度か作ったものでした。
過去に何人か著名な料理家の方のレッスンに参加させていただく機会に恵まれましたが、
小林カツ代さんには実際にお会いできるチャンスはありませんでしたが、
TVや雑誌でご活躍されていたのでなんとなく身近に感じとても寂しい思いです。
いつもニコニコ、元気いっぱいで、レシピも美味しい〜♪
そんなカツ代さんをもう見られないのかと思うと残念です。
『私が死んじゃっても、美味しい私のレシピは永遠にそこの家の家庭料理として残るのが嬉しいわね』
と生前おっしゃられたようですが、その通りですね。
教えていただいた料理を、お菓子(おやつ)をこれからも作っていこうと思います。
近く「リンゴの蒸しケーキ」を作ってアップしたいと思っています。
一ファンとして、ご冥福をお祈りいたします。