醍醐寺

mituyo19412005-10-24



醍醐天皇よって、延喜7年(907)に薬師堂、五大堂が落成し上醍醐の伽藍が完成。
つづいて下醍醐の地に伽藍の建立が計画され、延長4年(926)に釈迦堂が建立され、ついで天歴5年(951)に五重塔が落成し、下伽藍の完成をみた。と記されています。
五重塔は、京都府下最古の建造物で、その美しさは、日本三名塔の一つと言われています。
 


     写真が少し傾いてしまいました。
醍醐寺には、国宝、重文がたくさんあります、五重塔も国宝ですが、1115年に創建された三宝院の建造物も国宝に指定され、ここで行なわれた秀吉の「醍醐の花見」はあまりにも有名ですが、嫡子秀頼、北政所淀殿、それに大名、小名など約1300名を従えて秀吉最後の栄華を極めた行事であったとか、縁側に座り「淀君」になった気分で暫し、庭を見てきました。
庭園内は撮影禁止で素晴らしい庭園がお見せ出来ないのが残念です。
 

       庭園の一部を写真集の中から
仁王門をくぐり、奥えと歩いていくと、金堂、五重塔、さらに奥に行くと、美しい弁天堂と池があります。紅葉の時期ともなれば、この辺りは紅葉色に染まります。
  

        2004年11月23日写
さらに奥へと歩いて行くと、上醍醐(西国三十三観音霊場第十一番札所)の入り口になります。ここから上醍醐までは山道を歩いて1時間位は掛かります。
 


かなり急な坂道、階段が続きますので、無料で使える「杖」も置いてありました。
20年前に一度上がった事がありますが、今回はここで引き返しました。
醍醐寺で有名な行事といえば、2月23日に行なわれる「五大力さん」大きな紅白のお餅を抱え上げ力を競います。
なんと言っても、4月の第二日曜日に行なわれる「豊太閤花見行列」は有名です。満開の桜の下で時代絵巻が繰り広げられます。