「茅葺きの里」美山町

mituyo19412006-10-27

京都府南丹市美山町「茅葺きの里」に行ってきました。
出発は8時半、京都市内はほとんど渋滞もなく思ったより早く通り抜け、周山街道(国道162号線)に入ると民家もまばらになってきます。 細い山道をくねくねと走るのかと思っていましたが、道は広く車は少なく、窓を開ければ秋風は爽やか、とても快適です。
途中に「朝市」ののぼりを見つけ、買い物をしたりコーヒーを飲んだり、少し休憩。
のどかな田舎風景を見ながらゆっくり走っていると「道の駅」があり、また買い物、お昼のお弁当も買って、そこから10分、目的地に着いたのは11時過ぎ、思ったより早い到着でした。
            
美山町の町面積は、340.47平方キロメ−トルで、京都府内の町村で一番大きい町です。
周囲は三国岳、頭巾山、長老山など、8〜900メ−トル級の連山に囲まれていて、その山あいを縫うように、由良川の清らかな源流が町の中央部を流れています。
川に沿って建てられた民家のうちおよそ250棟は、昔ながらの茅葺き民家です。今回は特に茅葺き民家が多く残っている、北村を訪れてみました。ここは現在50戸中38戸がかやぶき屋根の建築の集落で、集落でのかやぶき建築数は岐阜県白川村荻町・福島県下郷村大内宿に次ぐ全国第3位だそうです。
この集落は、文化庁の「重要伝統的建造物郡保存地区」に選定されていて、自然景観と、茅葺き民家がうまく調和して、日本の農村の原風景を見ることができます。
            
            
            
            この集落にも何軒かの「民宿」があります。
            
むか〜し、むかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが・・日本昔話しを連想されるような光景です。
            
            
   清楚で可憐な秋明菊(しゅうめいきく)が茅葺き屋根に彩を添えていました。

由良川の河原で途中の道の駅で買ったしめじ炊き込みご飯のお弁当を頂きました。これが美味しかったこと(^0^♪♪ 、側には美しく輝くススキが秋風に揺れていました。
            
            
            
帰り道も途中で綺麗な川の畔の茶店に寄り、ゆっくり休憩、市内に入ると車は渋滞していましたが、無事帰ることができました。 行楽の秋を満喫した一日でした。