カジノで

私は不思議とカジノでは負けたことがないんです。スロットをやっても3分ぐらいで100ドルぐらい勝ったり、ブラックジャックをやった時も、30ドルすぐに勝ったり、金額は大きくはないですが、買った時点でいつもやめます。そのお金でご飯を食べたり。
主人は好きなので、一晩中やります。前回行った時、あるホテルでボロ負けをしたようで、気がついたら持ち金がほとんどなくなり、持ってきた日本円を両替しようと思い部屋へ戻ると、その日本円を持ってくるのを忘れた事に気がついたのです。我が家はお金の管理はそれぞれなので、主人がいくら持ってきたのかも知らずだったので、チェックももちろんしませんでした。私もあまり現金は持って行ってなかったので、結局カードでキャッシングをする事に。カードは便利ですね。

そして、翌日の夜、おそらく深夜1時頃だったでしょうか。私は先に部屋へ帰って寝ていたのですが、携帯に主人から電話がかかってきて、
「すぐ来て!!」との事。
「どうしたん?」
「いいいから、早く来て!エレベーター降りて右にまっすぐ行ったとこにいるから!」
と言って電話がきれた。私は、一人でカジノをして、誰かにからまれて英語も分からないし、トラブってるに違いない!と思い、急いで着替えて、部屋の鍵と携帯だけをにぎりしめ、カジノへ降りていき、キョロキョロ探していると、アメリカ人の女性が
"Are you looking for a gentleman?" と私に言ってきた。gentlemanという言葉は全く当てはまらないけど、とにかく"Yes"と答えた。
すると、あそこにいるよ!大当たりしてるよ!と教えてくれた。私はびっくりして100万円ぐらいあたったんや!ととっさに思い、急いで行くと、確かに大当たり!でも100万円は夢でした(笑)でも1470ドル(当時のレートでは約170,000円)当たったのです。
私を呼んだのは、大当たりが出ると、外国人の場合パスポートを見せて、住所とかを書いたりしないとだめなようで、そのやり取りに困っていたので、呼ばれた訳ですが、私が駆けつけて時にはすでにやりとりは終わっていました。英語が出来なくても何とかなるものです。

初大当たりで、主人も喜び、前日の負けた分は取り戻し、更にプラスにもなったようで、ご機嫌でした。