Visual Studio

現在、社内PCには、わけあってVisual Studio 2010 pro、2008 pro、2005 standardの3つのバージョンがインストールされている。
だが、今でも私はVisual Studio 2005を愛用している。理由は2005で開発したプログラム資産をそのまま使いたいからだ(さまざまなライブラリを使用しているのだが、全部を後継バージョン用に自動的に問題なくアップグレードできればいいのだが、いろいろとビルドエラーが発生することがわかった)。2005/2008用のツール(Visual Assist XやVimEmu)もそのまま使えるのも大きい。特別な理由がない限り、しばらくは2005メインでいこうと思う(UScript+nFringeは2008メイン)。

Visual Studio 2005をWindows7 64bitで利用するのには、
Visual Studio 2005 Service Pack1 KB926602-X86-JPN.exe
のインストールの後、
Visual Studio 2005 Service Pack1 Update for Windows Vista(VS80sp1-KB932236-X86-JPN.exe)
をインストールする必要がある(そうしないと互換性の問題でビルドしたプログラムをIDE上で実行すると動作不安定になる)。
またWindows7 64bitで起動する際に、「管理者として実行する」にチェックを入れておくこと。

Visual Studio 2008は、カスタムインストールを選び、Visual C++ > X64コンパイラおよびツール のチェックを入れること(デフォルトではオフになっている)。

Visual Studio 2010はSQL Server CompactでIntellicenseを管理しているので、これをアンインストールしないように注意。

/MDで製作されているライブラリを/MTのアプリケーションで利用しようとするとLIBCMT.libが二重定義になるんだとか
プロパティ-->構成のプロパティ-->C/C++-->コード生成-->ランタイムライブラリ

最初は
Debug:マルチスレッドデバッグ(/MTd)
Release:マルチスレッド(/MT)

になっていると思うが、そこを以下の方に変更する。

Debug:マルチスレッドデバッグDLL(/MDd)
Release:マルチスレッドDLL(/MD)