とらドラ! #25(最終話)

高須重篤の知らせを受け、現場に急行しつつ登場する母、泰子。しかしそれは、泰子をおびき寄せる卑劣な罠だった‥‥。退路を塞ぐように外から登場してくる高須祖父母が面白い。そして、表情がめまぐるしく変わる泰子作画がとても良い(fig.1, fig.2, fig.3)。幾分にかわいい。ヤバイ。
降って沸いた感がある己の家族問題を、親の分まで合わせて冒頭五分で片付ける高須君は優秀と云うほかない。泰子可愛すぎるので高須君がマザコンになるのも無理はない(fig.4)。ここに来て本命新ヒロイン泰子登場wうはwとか思った。「見ててくれ、ずっと」とか、ホントにプロポーズみたいだよりゅうじ‥‥。
しかし泰子とイチャイチャしてても仕方ないのでやはり本妻は大河さんだよの巻。高須君は家族、すげー大事!みたいなことを大河さんにノベるけど‥‥。
シーツをヴェールに見立てて結婚の儀式にて候。こ、こっぱずかしぃ‥‥。そしてキスダム。ねちっこいくらいに何度も。これはえちぃ。大河さん背伸びしてるのもエロスを感じさせる視点。♪さぁーびぃーす、くっちびるにサーヴィス
行きは二人で帰りは三人+1。最終話だけあって大河さんの作画もよい。
着信アリ47件、メール着信28件、留守番メモ5件。大河さんはキレた母親が子どもであると悟る(fig.5)。夜空に一個だけ見える明るい星って金星かね。しかし、他のことに関してはうまいこと処理しているこのアニメだが、大河親に関してはどうも扱いがうまくない気がする。大河の境遇で親が大事と云われても、これまで描写されていた高須君のそれとはだいぶニュアンス変わるよな。父親破産?で親権が母親に移ったのか? いずれにせよ大河退場。
ゆりちゃん先生ちょっと良いこと云った!
事情も分からずに高須君を平手打ちするみのりん。この人の直情癖は最後まで治らないのか。
大河の遺品(違う)から発掘されるパスポート。用途がわからん。そして、昔懐かしい生徒手帳写真伏線を回収です(→#16)。後残ってる謎と云えば、写真番号133の謎くらいでしょうか(→#14)。単純にミスなのかなー。
海苔。夜空を流れた8つの綺羅星‥‥。みのりん解釈エスパーっぽい。ここでマジカル大河ちゃんスターを思い出す亜美ちゃんは気配りの達人だな‥‥。亜美ちゃんは高須君と語らい、亜美ちゃんという物語をうまいこと締めくくる。
虎と龍は並び立つ。サガットリュウのように‥‥。EDオレンジ開始。ここは意表を突いて恋クラゲで行って欲しかったですね(うそ)。絵は前期EDとかOPとかから引っ張ってきてる編集版。
作画監督田中将賀、岩倉和憲、作画監督補佐:木本茂樹、総作画監督田中将賀作画監督総作画監督の名前が同じって、亜美ちゃん意味わかんなーい。放送前版権絵ではボロカス云われていたアニメキャラデザですが、本編は申し分ない出来でした。スタッフ頑張った!
インコちゃんが遂に‥‥! アハァ‥‥
卒業式。KITAMURAはアメリカ留学だ。黒マッスルの白いスーツ。
掃除用具ロッカーからセーラー大河さん登場(fig.6)。転校したのはこのためだったのか‥‥。好きだと云われてうつむくまでの表情の変化がすさまじい(fig.7)。
おしまい。一時の生理中な展開が続いたトキはどうなることかと思ったが、ゴールデンハッピーエンドと云ったところか。絵は総じて整っており、話は良く練られておりよどみなく、芝居も毎回感心させられ、グッと引き込まれる良いアニメでした。とても楽しませていただいた。俺はとらドラ!に感謝している。とらドラ!を見なければ、猟奇的殺人者になっていたから‥‥。特に、このアニメでの釘宮理恵は、とてもいい仕事していた。一番最初にビックリしたのは#08の絶叫だった気がする。欲を云えば、最終話にもう一発くらい大河大泣きして欲しかった気もする。
小説版スピンオフとか買ってみるべか。