杉井光「神様のメモ帳」6巻
うーむ、神メモは、面白い。何故に神メモはおもしろい‥‥。編集の湯浅氏がナイスガイだからだろうか。一迅社杉井は割とと微妙だったりするからな‥‥。ガガガ杉井はどんな感じになるのか楽しみである。
- GA杉井: 「ばけらの」のみだが評価の高い杉井。なによりお友達を獣耳女子にして幾分に感傷的なラブラブな話を書いた杉井の壊れ仕事っぷりが光る杉井。
- 一迅社杉井: イタカ(未読)、「さくらファミリア」「シオンの血族」: なんか時間がなくて流し書きしているようなSANMANな杉井。
- MF杉井: 「剣の女王と烙印の仔」。シリアス目なでかい話の杉井。設定レベルからまともにつくってる感がある。あと、編集が張りついているのか、杉井にしては短いスパンで定期的に新刊が刊行される。
- 電撃杉井: なんとかの巫女(未読)、「神様のメモ帳」「さよならピアノソナタ」。湯浅杉井。湯浅氏がつっついているせいか、だいぶ話が練り込まれていると明らかに分かる杉井。杉井初心者にはお薦めの杉井。
- MW杉井: 「すべての愛がゆるされる島」「終わる世界のアルバム」。ウィィカメェェンな杉井。テイストは「アルバム・エヴェレスト」に似ている。あれは面白いので読んでおくといい杉井。
それにしても神メモ6巻は結構ひどい話というか、小鈴さんがタフガイでストロングでマッシブすぎる。あと、梅田浩二はあれでいいわけ?(笑)
中表紙のTVに座ってるアリスが超美人。こっちを表紙にすればいいような。
巻末書き下ろしのジゴロの話も面白い。平面を決定するのに3点必要だからジゴロには三人の女が必要とか脈絡の無いトークがすごい。君と話すことをいつも考えているんだけど、会うとうれしくなって全部忘れちゃうんだァ‥‥!?
- 作者: 杉井光,岸田メル
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2011/02/10
- メディア: 文庫
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