天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

 歴史認識

 今日は七夕。タナボタでいいことが落ちてこないか、などと不埒なことを考えていないで、77年前のこの日は日中戦争の引き金になった盧溝橋事件が起きた日であることくらい認識しなくては。


 仕事が終わってから市ヶ谷で開かれた日中友好協会の「もうひとつの七夕」・盧溝橋事件77周年−合唱と講演のつどい−というのに行って見た。
 第1部の合唱は、「再生の大地」撫順戦犯管理所という題で、色々な歌がうたわれた。写真の通りおじさんおばさん合唱団で、悪いけど大きな期待はしないでいた。ところがどっこい、語りをまじえて40分に及ぶ熱唱に眼がしらがウルウルして困った。
 撫順戦犯管理所というのは、敗戦後にシベリアからここに送られた1000人の日本兵が、ここで中国の施設の職員の人達との交わりを通じて自分たちのしたことを反省し、また中国側の人達は肉親を殺した憎い日本兵を許していくという実話があった場所だ。その様子が切々とした詩となり、唄われている。
 唄っているのは高齢者とはいえ、その現場にいたはずはないだろう。そこまでの年ではないはずだが、見事に演じきっていた。どういう人たちなんだろうと思っていたら、前列の一人は中央大学の名誉教授で姫田さんという人だった。77歳で、盧溝橋事件の申し子のような人だと紹介されていた。皆さん元気だった。
 第二部は弁護士大江京子氏の講演だった。平頂山事件の生存者の訴訟を取り扱った人で、話かたは弁舌さわやかとはいかないまでも、愛情あふれる仕事をしてきた人だということがよく分かる。この話はまた今度。