天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

迷子の日本国憲法 森村誠一

この本の第一章は、50人の人または対談、および団体(民間憲法臨調・憲法行脚の会)が、日本国憲法をどのように考えているのか、いろいろな場面で語った言葉が引用されている。
昨日少し紹介したように、トップは吉永小百合さん。優しい言葉で女性九条の会に送ったメッセージが書かれている。

戦争しないと誓った憲法第九条は
私たちの命を守ってくれる大切な物です。
今、日本政府は
憲法九条を変えて戦争に参加する道を
準備しようとしていますが、
戦争とは国が人に人殺しを命ずること。
どんな戦争にも正義はありません。
世界中が憲法九条を持てば、
地球に戦争は起こらないのです。
平和を誓い、平和を築く勇気を持ち続けましょう。
本を読みながら、いつものように気になるところに付箋を貼っていたら、すべてのページに貼ることになりそうなので途中でやめた。
付箋を貼る箇所は、憲法九条をどうして大切にすべきかをわかりやすく書いてくれている箇所と、改憲派の中であまりにも軽薄な論拠を展開している箇所に反発したくて貼る。いくつかを紹介しておきたいが、今日は吉永小百合さんのメッセージをじっくりかみしめてほしいので、余計なことは書かないでおこう。